Nikon Z 6IIIの噂
最近話題になっているNikon Z 6IIIの噂ですが、さらなる噂が中国で流れているようです。どのような噂なのでしょうか?
これが中国で噂されているNikon Z 6IIIの仕様だ
- 2450万画素
- デュアルEXPEED 7プロセッサ
- ISO 100-64,000
- 9種類の被写体認識AF(Z 9と同じ)
- 310シングルポイントAF
- ボディ内手ぶれ補正
- 6k30p、4k120p、N-Log/HLG内部記録
- CFExpress Type-B/XQC+SDメモリカードスロット
- N-RAWなし
- より冷却に優れたデザイン
Nikon Z 6IIIの噂についてNikonRumorsが伝えています。
噂は中国からのもので、たぶん中国の情報筋がメールか何かで仕様を伝えたのだと思いますね。海外のWeiboなどでは、上記の仕様はみつかりませんでした(見つけられなかっただけかもしれませんが)。というわけで中身をみてみましょう。
画素数は2450万画素でイメージプロセッサはデュアルEXPEED 7プロセッサになるとしています。気になるのはデュアルEXEED 7プロセッサというところですね。Nikon Z 8がどうだったのか見てみましたが、デュアルという表記はないのでNikon Z 6IIIになり初めて採用される技術かもしれません。EXPEED 7プロセッサはEXPEED 6プロセッサの10倍の処理能力があると言われており、もしデュアルということであれば単純計算で従来の2倍、EXPEED 6の20倍の性能を得られることになります。それぞれのプロセッサに振り分ける処理を最適化することができれば、それ以上の効果があるかもしれません。
Nikon Z 9のリアルライブビューファインダーは積層型のイメージセンサーが2系統の画像を出力させ、一つを撮影用、一つをEVF用に利用する技術で、この2系統を1つのEXPEED 7プロセッサで処理しているわけですが、それがデュアルプロセッサになることで、より高速な撮影が可能になる可能性がありそうです。
その他の機能としては被写体認識性能はNikon Z 9と同じで、N-RAWはないけれども、より冷却に優れたデザインで、動画撮影にも影響してくるような感じなのでしょうか?
これまでの噂のまとめ
これまで流れていた噂と今回の噂をまとめると以下のようになります。
- 2024年初頭が予想される(第1四半期、1月と4月の間)
- 新しい2450万画素裏面照射型センサー
- デュアルEXPEED 7プロセッサ
- ISO 100-64,000
- Nikon Z 6と比較してより優れたエルゴノミクス
- 6k ProResRAW動画サポート
- 6k30p、4k120p、N-Log/HLG内部記録
- ボディ内手ぶれ補正
- ピクセルシフト機能
- バリアングル背面液晶
- Nikon Z 6IIより高速
- 310シングルポイントAF
- Nikon Z 8と同じかZ 8に似たフォーカスシステム
- CFExpress Type-B/XQC+SDメモリカードスロット
- N-RAWなし
- より冷却に優れたデザイン
- メカシャッター&電子シャッター
- Z 6とZ 8のハイブリッドデザイン(Z 6より大きくZ 8より小さい)
しかし、以前として謎は残ります、次回に記事にしようとしていたのですが、簡単にまとめると以下のような謎がありますね。
- 積層型か通常型か
- メカシャッターありなら通常型?
- しかしデュアルEXPEED 7プロセッサなら積層型のような高速なセンサーが必要では?
- Nikon Z 9/Nikon Z 8より連写性能などに優れるのか
- より高速なカメラで、しかもデュアルEXPEED 7なら連写性能はZ 9を上回るのか
うーん、謎は深まるばかりですね。しかし今回の噂は確認されたものではないようですので、必ずしも正しいとは限りません。中には矛盾した情報があってもおかしくないため、このあたりは取り扱いに注意が必要になるかもしれません。
さらに「Nikon Z 6IIIのモックアップ画像が流出?? 小型フラッグシップモデルとして来年度発売と噂」ではNikon Z 6IIIといわれるモックについて詳しくお伝えしています。
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(記事元)https://nikonrumors.com/2023/12/21/more-rumored-nikon-z6-iii-camera-specification-from-china.aspx/
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コメント
コメント一覧 (6件)
Z6ⅡもEXPEED6のデュアルですから7になってもデュアルというのは何ら不思議ではないですが、EXPEED7の処理能力はZ9でもまだまだ余力がある状態とされていて、仮に2450万画素BSIセンサーとしてそこまでの処理能力が必要なのか?という疑問もあります。
連写速度に関してはZ9,8と比べて画素数が少ないですし、デュアルでなくともコマ数を上げるのは容易だと想像します。現にキヤノンでもR5は電子約20コマ/秒に対してR6markⅡ、R8は電子約40コマ/秒です。ただ積層型でなければこの電子コマ数もほとんど意味をなさない訳で…。せめてメカ15コマは達成してもらいたいものですがどうでしょう。
「より冷却に優れたデザイン」
前回噂の「Z 6とZ 8のハイブリッドデザイン(Z 6より大きくZ 8より小さい)」もありますし、この事からもやはり筐体サイズに変更があるのでしょうね。
Z7II/Z6IIがデュアルプロセッサだった理由は、単にダブルスロットになり、それぞれに記録するためだったので、今回の目的がわかりませんね。
想像ですが、2つに分けることにより、熱発生をそれぞれのチップで抑えるためではないかと思います。Z8よりも体積が小さく同じ仕事をするなら熱を抑えきれなくなるのは明確なので。
妄想ですが。
デュアルEXPEED7プロセッサは、パリオリンピックに向けた、Z 9Hの仕様ではないでしょうか。
情報が錯綜しているのだと思います。
Z 9H用に積層型2400万画素センサーを設計しても、数が少なく採算が取れないので、小型ボディにシングルEXPEED7プロセッサとZ 9Hの積層型2400万画素センサーを載せた、Z 6Ⅲを併売すると予想しています。
デュアルEXPEED 7は謎ですね。
噂で出ている仕様を見る限りではシングルでも問題なさそうで、むしろデュアルになったら高価になる要因でしかないように思いますが何か特別な機能があるのでしょうか。
デュアルEXPEED 7プロセッサというのは信じがたいですね。
通常はZ9でも余裕を持って使えるように、またしばらくはファームアップが
あっても使い続けられるように余力を残しておくでしょう。
実際の所、各社の画像処理プロセッサの能力は公開されている分けではないので
各社の能力差については分かりませんが下位機種でもうデュアルにしなければ
ならないとすれば設計が悪すぎますね。
動体撮影に使いたいので、Z6IIIが発売したら、中古のD5やD4sあたりの機種と金額的にカブりそうだから、どっちのAFの食い付きが優秀なのか、ブロガーさんやYouTuberさんに比較して配信してほしいです。