Nikon Z 6IIIは来年4月に登場か
Nikon Z 6IIIに関するさらなる噂がでてきたようです。どのような噂なのでしょうか?それではみてみましょう。
こちらは受け取った最初のNikon Z 6IIIのモックアップで、比較のためNikon Z 8の隣に置かれている。
噂されているNikon Z 6IIIは、「スモールNikon Z 8の小型フラッグシップカメラ」として説明された(Nikon Z 8はスモールNikon Z 9だったが、Nikon Z 6IIIはスモールNikon Z 8となるはずだ)。このモックアップが本物かどうかは明らかではないが、以前に述べたNikon Z 8のモックアップが100%正確だったことに言及しておかなければならない。
もう一つの小さな情報がある。噂されているNikon Z 6IIIが、ニコンの現在の会計年度が終了した後の4月に正式に登場する可能性がある。もちろん、その前に開発発表やティザーをみることになるだろう。これらすべては現時点での噂であり、そのように理解して欲しい。まだNikon Z 6IIを売る段階ではない。
Nikon Z 6IIIの噂についてNikonRumorsが伝えています。
さて、だんだんNikon Z 6IIIの噂がでてくるようになりましたね。ここまでNikon Z 6IIIとはわからない形で噂がでてきたため唐突な感じがありますが、実はかなり前から噂されていたことが明らかになりそうです。
これまでの噂ではニコンが高速版のミラーレスカメラを発売すると噂されていました。これは2024年に開催されるオリンピックに向けて登場する連写性能の高いカメラと言われていて、オリンピックといえば各社のフラッグシップモデルのカメラという考えが頭にあるため、縦グリがあるNikon Z 9の高速版のようなカメラと思われていました。
しかし、どうやら実際にはその高速版のカメラというのはNikon Z 6IIIになる可能性がでてきたようです。
噂によればNikon Z 6IIIはNikon Z 8とほぼ同じ性能で、さらに少しだけ小型化したカメラになる可能性があるようです。もちろん、センサーの画素数次第によっては、Nikon Z 8の連写性能よりより高くなる可能性があるのではないかと思いますね。
ここで問題になるのは画素数です。もしNikon Z 6IIIがNikon Z 8と同じ積層型のセンサーであれば、連写性能も実はあまりNikon Z 8と変わらない可能性があります。この場合、高速版のミラーレスカメラという表現はNikon Z 6IIをより高速化したカメラと解釈することができるかもしれません。記事ではスモールNikon Z 8になるとしているため、この可能性はかなり高そうです。
しかし、もし前述のように画素数の少ない積層型のセンサーを採用すれば、もっと高連写タイプのカメラとして発売することもできるのかもしれません。
以前の噂ではメカシャッターがあるということでしたので、積層型でないカメラになる可能性もあるわけですが、このあたりはいま判断するのはかなり難しそうです。謎の部分をまとめてみます。
- 高速とは何が高速なのか? Nikon Z 8よりも高速なのか、Z 6IIより高速なのか
- スモールNikon Z 8とは、どこまで機能的にNikon Z 8に近いというのか?
- センサーの画素数は? 積層型で画素数が少ないタイプかどうか
- センサーは積層型か通常型か?
- メカシャッターがあるのは本当か?
- メカシャッターありでスモールNikon Z 8と呼べるのか
- メカシャッターありならば積層型のイメージセンサーではないのではないか?
というわけで妄想がはかどる訳ですが、実際にはどのようなカメラになるでしょうね。
噂によれば発売は来年度になるとしていますが、これは決算をより良く見せるために発売時期をずらしているのだろうと思いますね。今年度はNikon Z 8とNikon Z fが頑張っていますので、落ち着いてきそうな来年度に発売すれば、それだけ次の1年間の決算に反映させることができます。ということになると、決算のことを考えれば次に発売されるカメラはNikon Z 50IIになる可能性も高まったのではないかなと想像しています。
さらに「ニコンの未知のカメラの正体が判明か Z 6IIIの噂に関係する可能性も」にてNikon Z 6IIIと言われている画像の真偽について詳しくお伝えしています。
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(記事元)https://nikonrumors.com/2023/12/18/first-nikon-z6-iii-camera-mockup-picture.aspx/
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コメント
コメント一覧 (14件)
この大きさなら、スモールNikon Z 8、つまり積層センサーだと思います。そうでなければZfと大差なく、他社対抗上も優位性がなくなってしまいます。
ただ、お値段的に40万円超えになりそうですね。
>>噂されているNikon Z 6IIIは、「スモールNikon Z 8の小型フラッグシップカメラ」として説明された
・初期の噂ではZ9H (Z9の低画素高速版)と噂されていた
この辺が引っかかりますね。そうなるとやはり積層型センサーの可能性が高そうですね。小型フラッグシップということは、機能面ではほとんど妥協せずに”小型”というセグメント(Z f、Z5辺り)における旗艦機になるのでしょうか。新しい概念ですね。
何よりミドル級(この表現も微妙ですが)のフルサイズミラーレスで積層搭載機は各社見渡してもありませんし、業界を揺るがすのではないでしょうか。
価格は当然上がるでしょうが、メカシャッターレスにもできますし、操作系をZ8と同じにすればプロ用途にも対応でき訴求力はうんと上がりそうです。
今のラインナップ足りなかったピースを埋められて個人的にもかなり欲しい一台になりました。
Z 8と同時に登場したパワーバッテリーパックのMB-N12を見た時、「これにピッタリ合う後継機が出れば良いのに…」と思ったことを思い出しました。
性能については詳細が不明なので何とも言えませんが、デザインは文句無しです。
デザインの見直しはされると思っていましたが、ここまで Z8 に寄せたものになるとは想像していませんでした。
Z6III は Z8 同様に積層メカシャッターレスの可能性もありますね。
来年はオリンピックイヤーで、ニコンは他社と比べて望遠レンズが充実していることを考えてもスピード重視なのは正しい判断かもしれません。
Z6III がこの路線で成功すれば同じ筐体もしくはミニ Z6III で積層APS-Cの Z 版の D500 もあるかもしれませんね。
スピード路線で置いてきぼりになった、Z7系、超高画素機、チルトシフトレンズ等は再来年でしょうか。
ぱっと見ですがD750ぐらいの大きさでしょうか?
Z8だとアンバランスだったMB-N12に似合うと、導入済みの人間としては嬉しいですね。
「スモールNikon Z 8の小型フラグシップカメラ」というのが誇張でなければ、かなりの高性能カメラということになるのでしょうか?
けれども10ピンターミナルは無いですし…。
情報が少ないので当たり前なのですが、性能に関しては謎が深まるばかりですね。
裏面照射は裏面照射でも、裏面照射積層型(2層トランジスタ画素積層型ではない)だったら面白いのですが(笑)
ミニ Z8 ということは積層である可能性と共に $4000 未満、もしかしたら $3000 ぐらいの可能性もありますね。
期待のハードルを上げすぎているかもしれませんが Z9H をすっ飛ばして $3000 の積層 Z6III が出るということだとバーゲンセールですね。
センサー供給で情報を得ている(かもしれない)ソニーが α9III をあえて世界初のグローバルシャッターにしたのも理解できるような気がします。
旗艦のZ9、その小型旗艦のZ8、その小型旗艦のZ6III……旗艦って何だっけという気持ちが湧きますね。
まぁ元の軍事用語でも連合艦隊旗艦、第一艦隊旗艦、第二戦隊旗艦、とあったので間違ってはいないんですが……
さておき、Z6IIIが45MP積層メカレスであれば凄いとは思うものの、用途からどの要素にも必要性を感じない身なので、これで出てきたら「そこに統一するのか」との驚きが先行しそうです。
縦グリを無くしたZ8を買ったけどまだ大きい、という人向けの買い換え/サブ機需要狙い?
前モデルZ6IIとはだいぶ毛色が違うのでアプグレ対象にならない人も出そうですが、そこはZf or この後出すZ5IIで、でしょうか……
>> Z6IIIが45MP積層メカレスであれば
さすがに45MPが3機種(非積層含めば4台)はたとえボディサイズが違ったとて過多なので、24MPで差別化するで何となく理解はできますね。何としてでも低画素高速機(D6系統)が欲しい私のようなユーザーもいますし。
コメントありがとうございます。
24MP積層なら45MPよりはずっと頷けますね。「ミニZ8」なら「ミニZ9」だったZ8と同じセンサーかな、と思った次第でした。
いずれにせよ、Z6IIとは価格面でかけ離れそうではあるのですが。α9II(1ドル110円時代に税抜4500ドル→49万)のセンサーを特価で大量発注、メカシャッターとかLANポートとか色々削って……3000ドルまで抑えられればゲームチェンジャーに……? Z8が4000ドルだから意外に何とかなる、かも?
このZ 6ⅢモックアップはZ 8に似すぎており、合成画像では。
ただ、Z 8に近いデザインとなるのは間違いなさそうですね。
Z fの通常版がZ 5Ⅱに、積層型センサーを載せたZ 6Ⅲの縦グリ一体型がZ 9Hになると予想しています。
基本ペンタ部分をZ9方向に寄せて小さくしただけのZ8のような感じます。もしこれが本当だと、やはりデザイン部門は仕事をしていないと感じてしまいます。Z9も横から見るとあまり良いデザインとは思っていない、Z8はさらにペンタ部を間延びさせて悪くなったと、勝手ながら個人的に思っている身としては、もうちょっと違うデザインを目指してほしいところです(個人の感想でしかなく、そして無理そうですが)。
まずこの画像のような見た目になるとしたら思ってる以上に大きくなりそうですね。
だいぶZ 8寄りで、中身もZ 8のような積層型センサーでメカシャッターレスでセンサーシールド有りでとなっていたら、画素数違いの兄弟機のようになるのでしょうか。
夏季五輪での使用にも耐えられたりZ 8と併用することも考えてのこのデザインなのか。
ただEVF部分が小さくなっているので丸窓ではないのか、背面モニターは4軸ティルトではなくバリアングルか、10ピンターミナルがなかったりするとあくまでも [Z 6III] なのでそこまで高価にはならないのか色々と気になりますね。
しかしもしこうなるとZ 6IIまでのサイズ感がよかった人にとっては残念になりそうなので、やはりZ 5IIが従来のサイズ感で中身Z fといった感じになり従来層の受け皿になりそうに思いますね。
仮にZ6IIIが積層センサーで出るのなら、当初ウワサが流れたZ9Hが、同じセンサーを載せて存在するってシナリオはあり得ませんかね?
長玉使用率の高いスポーツ撮影でZ6IIIのような縦グリが別体というパッケージは、いかにも昼行灯。
造る側からの視点では、Z9Hだけではセンサー代をペイするのにどれだけの月日がかかるか、たまったもんじゃない。
さりとてZ6IIIだけでは売価が上がってしまい、近年のニコンが訴求する値段のリーズナブルさ、名古屋弁で言うところの「お値打ち価格」に破綻が生じる。
同じセンサーをプロユース向けと一般ユーザー向けに分けるというタクティクス(戦術)は充分に考えられるし、それによりZ9H 70万円・Z6III 35万円 で登場するのなら、おびただしい数のバックオーダーをニコンにもたらすと思うのですが…
価格面を考えれば、基本的にはZfの延長線上だと思いますけどね。
今までを考えればZ6シリーズはやや廉価な万能機だったワケですから、予想されている機種がZ6iiiであるならば、そこのラインから外れた機種にはしないように思います。
もし、高速連写機にするのであれば、別名称にするでしょう。