リコーのカメラの現在の開発状況と将来
台湾で開催されているマーケティングイベントで行われた、リコーの上級幹部とのインタビュー記事が掲載されています。
- K-1 IIIはまだ開発中だ。設計の精度を高めるため、また新しいカメラ用の特定のコンポーネントや部品の調達が困難なため、より多くの時間が必要だ。
- フィルムカメラプロジェクトは順調に進んでいるが、詳細は公表できない。しかし、他のフィルム製品メーカとのコラボレーションにより、適切な販売価格やマーケティング戦略を決定する
- Qマウントシステムの復活の実現可能性は、日本のペンタックスファンの要望に応じて実施されるだろう。しかし、Qシステムの限界を考えると、その可能性は低いだろう。
- 645システムは開発終了サイクルにあり、残りの製品の生産は一定期間続く。
- ミラーレスはペンタックスに実現可能な選択肢ではない。
- 新しいDFA*広角レンズと、DA*50-135の置き換えは、市場のニーズに応じて検討されている。
リコーへのインタビュー記事に関してricehighが伝えています。
インタビュー記事では、現在、リコーカメラの開発状況などが語られています。記事によれば、K-1 III、フィルムプロジェクトなどが現在も進んでいることがわかります。
K-1 IIIは現在も開発中であることを明言していますので、確実に発売されるでしょうし、フィルムカメラプロジェクトも他社を巻き込んでマーケティング戦略を考えている状況ですので、発売する意思はあるものと思いますので、こちらも実際に発売される可能性は高そうです。
一方でQマウントのカメラの実現可能性は低そうですし、645システムの後継機種も期待できなさそうです。
少なくともK-1シリーズとフィルムカメラについては大丈夫そうなので一安心といったところでしょうか?
さらに「リコー ペンタックスレンズ開発ロードマップの事前公開を取りやめ」ではペンタックスがレンズロードマップの公表を取りやめたことについて詳しくお伝えしています。
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(記事元)https://ricehigh.blogspot.com/2023/12/news-from-ricoh-k-1-iii-is-still-under.html
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