キヤノンの超広角レンズの特許
キヤノンが小型センサー用の超広角レンズの特許を出願していることが明らかになりました。どのようなレンズなのでしょうか?
焦点距離 2.41
Fナンバー 2.39
半画角(度) 58.12
像高 3.88
レンズ全長 6.25
BF 0.83
焦点距離 2.04
Fナンバー 2.45
半画角(度) 59.96
像高 3.53
レンズ全長 4.93
BF 0.71
焦点距離 1.88
Fナンバー 2.37
半画角(度) 61.96
像高 3.53
レンズ全長 4.93
BF 0.54
焦点距離 1.73
Fナンバー 2.71
半画角(度) 63.88
像高 3.53
レンズ全長 4.94
BF 0.48
焦点距離 1.65
Fナンバー 2.45
半画角(度) 64.99
像高 3.53
レンズ全長 4.93
BF 0.50
特許では複数の実施例が記述されていて、そのレンズの仕様が上記になります。レンズ構成図をみると、ものすごく不思議な形をしたレンズが何枚も利用されている様子がわかりますね。特許によれば、このレンズはデジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、放送用カメラ、監視用カメラ、車載カメラ、スマホ用カメラに適用できるとしています。しかし、とりあえずレンズに関してはどのような用途でも適用できると記述するものですので、記述された用途に必ずしも使用されるとは限りません。
このレンズですが、焦点距離2.41mmと画角58.12度の数値から計算すると、1/2.3インチのセンサー用のレンズとなるようです。同様に画角から、このレンズの焦点距離はフルサイズ換算で約14mmの超広角レンズとなることがわかります。
1/2.3インチというと昔からある低価格なコンパクトデジタルカメラの定番のセンサーサイズで、その後にはスマホなどにも搭載されるようになっています。なので、このレンズの用途としては低価格なコンデジやVlog用カメラの単焦点レンズ、車載用カメラのレンズ、スマホ用のカメラ、監視用のカメラなどで利用される可能性が高いのかなと思いますね。
いまのご姿勢ですと超小型なVlogか、監視用の可能性が高いのかもしれません。
さらに次の記事「キヤノン 製品の供給状況を更新 RF100-300mmは納期半年に延びる」ではRF100-300mmの納期について詳しくお伝えしています。
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(記事元)https://ipforce.jp/patent-jp-P_A1-2023-172590
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