Nikon Z 6IIIの噂
Nikon Z 6IIIの発表がまもなくあるかもしれないという噂が流れているようです。どのような噂なのでしょうか?
ネット上で表面化した最新の噂によれば、Nikon Z 6IIIは2024年の8月か9月に発売される予定だ。すべてが予定通りに進めば、この数ヶ月のうちに発表されることになるだろう。
Nikon Z 6IIIの噂についてTheNewCameraが伝えています。
噂によればNikon Z 6IIIが2024年の夏頃に発売される可能性があるだろうとしています。そして、その発売に先駆けてここ数ヶ月以内にNikon Z 6IIIが発表される可能性があるとしています。
Nikon Z 6IIIの噂が流れることについて嬉しいと感じる人も多いと思いますが、これはいつものNewCameraさんなので話半分と考えておいた方が良さそうです。
Nikon Z 6III発表の可能性は高いのか低いのか
可能性としては来年にNikon Z 6IIIが発表されてもまったく驚きはありません。すでにニコンはNikon Z fを発売していますし、Nikon Z fの中身をそのままNikon Z 6IIの現代的なボディのカメラに収めることができれば、そのまま発売することができるはずです。Nikon Z 6IIの発売からかなりの時間が経過していますので、いつ発表されてもおかしくはない状況です。
しかし障害が二つあります。それがNikon Z fの存在と新しいイメージセンサーを採用するかどうか、Nikon Z fとは差別化はどうなるか?というところです。
Nikon Z fはEXPEED 7プロセッサを搭載し、ニコンのフルサイズ汎用機としてNikon Z 8やNikon Z 9に近いオートフォーカス性能を持つことになりました。そのため、レトロデザインのNikon Z fですがNikon Z 6IIIの代替として購入している人も多いです。もしニコンが利益を最大化することを優先する場合には、Nikon Z fの売れ行きが落ち着いてからNikon Z 6IIIを発売するはずです。日本国内でNikon Z fは6ヶ月以上の納期となっており、Nikon Z fの需要はしばらく続く可能性は高いです。そのため、Nikon Z fの人気が落ち着く頃、恐らく来年の秋以降にならなければNikon Z 6IIIの発売はない可能性もあると思います。ただし、画素数で差別化できるNikon Z 7IIIの早い時期の発売の可能性はあるかもしれません。
そして、次の障害はNikon Z fとの差別化です。もし早い時期にNikon Z 6IIIを発売する場合には、Nikon Z fとの機能的な差別化が必要になると思います。EXPEED 7ではなく、さらに最新のEXPEED 8を搭載したり、画素数を増やしたり、より読み出し速度の速い新センサーを搭載してNikon Z fと差別化すると考えると、もう少し開発期間が必要になるかもしれません。
もし噂の通り、Nikon Z 6IIIが夏に発売される場合、今後数ヶ月以内の発表というのは、考えられる最も可能性の高いシナリオではあると思います。数ヶ月以内ということは、恐らく2月に開催されるCP+に発表される可能性が高いことを意味することになりますので、誰もが思いつく流れです。しかし、Nikon Z 6IIIともなれば、最低でもティザーぐらいは打つでしょうから、CP+の発表前に何かしらのティザーが公開されてもおかしくはありません。
ちなみに現在、実施されているNikon Z 6II、Nikon Z 7IIのキャッシュバックキャンペーンは来年の1月9日までですので、1月9日までと、それから数週間の新製品の発表やティザー公開はない可能性が高いです。しかし1月末頃にティザーを打つ可能性は考えられると思います。
流れとしては、1月末か2月上旬にティザーを公開、CP+前にNikon Z 6IIIの開発発表、その後の5月頃に正式発表し、夏にNikon Z 6IIIが発売されるというシナリオが最も考えられるシナリオではないかと思います。
というわけで、いろいろ想像してきましたが、実際に数ヶ月以内の発表の可能性はあるのでしょうか?あるとしたらどのような製品として発売されるのでしょうか?非常に楽しみになってきましたね。
さらに次の記事「12月にNikon Z 8/Z 9の新ファーム公開か プリキャプチャ機能がRAW対応と噂」ではプリキャプチャ機能がRAW対応するという噂を詳しくお伝えしています。
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(記事元)http://thenewcamera.com/nikon-z6-mark-iii-latest-rumors/
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コメント
コメント一覧 (5件)
最近誰かに怒られたんじゃないかと思うくらい内容が大人しくなってますね、NewCameraさん。
しかしXの方ではかなりの反響がある様子。
皆さん待ち望んでいるんですね。
しっかりと握れる。
それでもう差別化なんだが。
早く出せ!
いつも言ってるけどNew Cameraさんの記事はウワサではなく想像なので、そのつもりで扱わないと
Z fとの差別化が難しいためにリリース時期が遅れている線は考え難い。そもそも筐体デザインが全く違うカメラなのに競合する訳がないですから。
EXPEED 8が積まれる可能性も上位のZ9、最近出たばかりのZ8が7なのにすっ飛ばして下剋上はニコンにおいては限りなく低いでしょう。
フラッグシップ機ならまだしも、発表が数ヶ月以内(2〜3ヶ月?)なのにリリースが来夏というのも期間置き過ぎな気もします。記事の内容がイマイチよく分かりませんね…。
Zf の噂に 4500 万画素機というものがありましたが、実はこれが Z6III なんじゃないかと思っています。新規で α7IV や α7C2 と需要が競合する 3300 万画素センサーを導入するより、既に生産数が十分あり初期費用が償却済みの D850, Z7 系の 4500 万画素センサーを流用する方が安くなる可能性があります。
デュアル Expeed6 の Z6II が定価約 $2000 で Expeed 7 の Zf が約 $2000 だったので
Z7II が定価約 $3000 なら同じ 4500 万画素センサーの Expeed7 の深グリップ機でも $3000 は狙えるんじゃないでしょうか?
Black Friday で EOS R5 が元々約 $4000 だったのが約 $3000 にまで落ちていました。
α7CR も約 $3000 ですからこの辺りが高画素機が値ごろ感を持ち始める価格帯ということだと思います。
α7IV と EOS R6II が約 $2500 ですから、本当は $3000 から $2500 に近づけた方が競争力があるはずですが、それは画素数が多いとか、バリアングル兼チルトでの操作性改善などで価格に対する付加価値を訴求するのではないかと考えています。$2750 ぐらいまで下げられればバカ売れ間違いなしですが…
そしてまったく時期的なところが見えてこないのはおそらく 6000 万画素で $4000 以上になる EOS R5 II にぶつけるためキヤノンの出方を見ているからではないでしょうか?
Z7III の型番は後に6000万~1億画素の超高画素機を出すときのために開けておき、
Zf と同じ2400万画素センサーの深グリップ機は Z6III ではなくて Z5II か Z3 に担わせるのではないかと思います。