ニコン APS-Cミラーレス発売の兆候か
ニコンのAPS-Cミラーレスの新製品が発表される可能性が高くなっているかもしれません。なぜわかるのでしょうか?
ニコンはNikon Z fcのファームウェアを近々(12月の早い時期)更新し、EN-EL25aバッテリーに対応するようだ。現在、EN-EL25aは存在していないが、最近では一部のサードパーティ製バッテリーの広告で、「EN-EL25およびEN-EL25aとの互換性あり」と言及していることに気がついており、何かが進行中のようだ。
過去に発売された「a」バッテリーのほとんどは、バッテリーの容量を増加させている。一部のサードパーティ製バッテリーはすでに容量を増加させた製品を提供しているが、容量を評価するためには、電圧、mAh、およびワット数の数値を慎重に判断する必要がある。
それでもAPS-Cカメラで使用されるバッテリーの新バージョンが登場し、既存のカメラがそれを使用するためのファームウェアの更新が必要になることから、ニコンが新しいAPS-Cカメラを発売する、または既存の製品(Z fc)に変更を加えようとしていることを示している。
他の記事でも指摘したように、Nikon Z 50はニコンにとっては特に興味深い問題がある。約1年後、EUはNikon Z 50が最近強化されたEU規制のすべてに準拠していないため、Nikon Z 50の販売を許可しないだろう。特に「充電器の共通化」の要件は、デジタルカメラが直接充電をサポートする場合、USB PowerDeliveryを使用する必要がある。現在のNikon Z 50はカメラ内充電が可能だが、その充電器はEH-73Pで、これはUSB 2.0-USB MicroB端子であるため2024年12月28日以降、ヨーロッパでは許可されていない。
(中略)
Nikon Z 50IIまたはNikon Z fcIIがどのようなカメラになるのかを推測することは、誰でもできることであるが、経験を実現する本当にシンプルな方法が一つある。それは現在のカメラにEXPEED 7とUSB Type-Cを導入することだ。それだけ。その途端に優れたオートフォーカス、より良い内部録画機能、および潜在的な機能が追加される。これはNikon Z fがNikon Z 6IIに対して行ったことで、どうしてニコンがこのアプローチを継続しないと言えるだろうか?
ニコンはZシステムのカメラの発売順で、私たちを何度も驚かせてきた。APS-Cカメラについては、現在、明らかになっている内部情報がないため、私は推測するしかない。ただし、明らかだが、ニコンはAPS-Cカメラで早急に対策を行う必要がある。
いよいよNikon Z 50IIが発表される?
ニコンからAPS-Cミラーレス発売の兆候がみられるかもしれないとZSystemUserが報じています。
記事によれば、ニコンはまもなくEN-EL25aを発売する予定で、それにあわせてNikon Z fの新ファームがEN-EL25aに対応するため公開される可能性があるとしています。
実は、これはすでに発表されています。記事の公開と新ファーム公開が、ちょうど入れ違いだったことになるわけですが、これは上記の記事が正しいことを証明していることにもなるのかなと思います。ニコンは以下のように、ちょうどこの記事を書いた前日になりますが、Nikon Z fcの新ファームを公開しEN-EL25aバッテリーに対応しました。Nikon Z 50については、恐らくですが10月31日の時点で対応していたようです。
![](https://mirrorless-camera.info/wp-content/uploads/nikon_z_fc.jpg)
そしてEN-EL25aバッテリーについては、すでにニコンのWebサイトに製品ページが作成されています。製品ページによれば、EN-EL25aは12月8日に発売されるとのことです。
通常、新バッテリーは新製品とともに発表されることが多いようです。このことからAPS-Cミラーレスの新製品が発表されるのが近いのではないか?と考えているわけですね。また、EUでは充電機器の共通化を進めていて、これによりiPhoneがUSB Type-C端子を採用したことは有名です。Nikon Z 50はUSB MicroBの端子を利用しているため、カメラ内充電機能があるカメラであるNikon Z 50も2025年以降は発売することができないのではないかと言われていて、そのため置き換えとなる製品の発売が急務だと考えられています。このこともNikon Z 50IIが発表されるという考えを後押しするものとなっているわけです。
確かに記事にあるように既存のNikon Z 50にEXPEED 7プロセッサを採用するだけで、連写性能は無理だとしても被写体認識能力などは劇的に向上する可能性はあるかもしれません。そしてUSB Type-Cで発売すれば2025年からも製品を発売することができるようになります。問題は、Nikon Z 6III、Nikon Z 7IIIとシェアを奪い合うことにならないのか?ということです。しかしNikon Z 50IIはAPS-Cセンサーで、そもそもフルサイズとはセンサーサイズが異なるためシェアを大きく奪い合うことにはならないと思います。そう考えると、Nikon Z f、Nikon Z 8が好調ないま、利益を最優先とするためにZ 6III、Z 7IIIを後回しにしてNikon Z 50IIを先に発表する可能性も考えられそうです。
というわけで、EN-EL25aはニコンの新しいAPS-Cミラーレス登場の前触れということになるのでしょうか?気になりますね。
さらに次の記事「もし高速版Nikon Z 9が発売されるとしたら? 松竹梅の3ケースを予想」では突然噂が流れた高速版Nikon Z 9の仕様の予想を詳細にお伝えします。
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(記事元)https://www.zsystemuser.com/nikon-z-system-news-and/is-dx-next.html
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コメント
コメント一覧 (5件)
新型のバッテリーなら大いに可能性がありますね。もしAPS-Cの上位機ならばミドルフルサイズ機と同じEN-EL15シリーズになるでしょうから、Z50系統に何かしらテコ入れがあるんでしょうね。
Expeed7は、Expeed6よりも消費電力が大きいと思われますので、EN-EL25aはZ 50Ⅱの予兆かもしれませんね。
Z 50ⅡはZ 30よりもやや上位の位置づけになるように思われます。
キャッシュバックにはZ 50も含まれており、Z 50はZ 6/7Ⅱよりも1年前に発売されています。
そのため、Z 6III、Z 7IIIは後回しにはならず、その可能性が高いと思っています。
Z90 や Z70 ではなくて Z50 II でしょうか?
DX レンズはほとんど手振れ補正が付いているのと、
ニコンの APS-C 機のセンサーは評判がいいので、
ボディ側手振れ補正やセンサー積層化で価格を高くして
Z50 の Expeed7 化に留めて価格を控えめにした方が
ユーザーも嬉しいかもしれませんね。
> ボディ側手振れ補正やセンサー積層化で価格を高くして
高くするよりは、の間違いでした。
Z50Ⅱは
Expeed7、AF向上
ボディ内手ブレ補正
ダストリダクション機能
つけて欲しいです。
色んなところで
Z50のレビュー見ていると
上記望まれている感じですかね。
操作性や
Creative Picture Controlや
シーンモードやエフェクトなど
遊べるものはそのままで。