ニコン フルサイズ用35mm f/1.4、50mm f/1.4の特許

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ニコンの単焦点レンズの特許

ニコンがフルサイズミラーレス用単焦点レンズの特許を出願していることが明らかになっています。どのようなレンズなのでしょうか?

それでは特許の内容をみてみましょう。

[全体諸元]
f=36.050 FNO=1.442
ω=31.814 Y=20.374
TL=83.685 Bf=12.113

f=48.500 FNO=1.442
ω=24.256 Y=21.413
TL=92.309 Bf=12.113

ニコンが単焦点レンズの特許を出願していることか明らかになりました。上記がその仕様の一部で、同じようなレンズを重複として排除すると、上記のようなレンズだけが残ります。まとめると以下のレンズの特許ということになります。

  • 35mm f/1.4
  • 50mm f/1.4

像高からどちらもフルサイズセンサー用で、バックフォーカスが短いのでミラーレスカメラ用であることがわかります(ビデオカメラ用の可能性も)。

いずれも発売の可能性があるのか

いま発売されているニコンのレンズですが35mmに関しては35mm f/1.8が、50mmに関しては50mm f/1.2と50mm f/1.8が発売されている状況です。

また、現在のニコンのレンズロードマップでは、35mm f/1.2と思われるレンズが掲載されています。

ニコンレンズロードマップ

もしこのレンズが実際に発売されるとしたら、人気のある焦点距離で、35mmと50mmでそれぞれf/1.2、f/1.4、f/1.8というラインナップとして揃えていくという可能性になるということなのでしょうかね。

一方でロードマップにある35mmはf/1.2の高さに並んでいますが、実際はf/1.4で、この特許のレンズが製品として発売される可能性というのもあるのかもしれません。

f/1.4ですと、f/1.8よりは明るく、そしてf/1.2よりは安い価格のレンズになると思いますので、こういう仕様のレンズが欲しいという人も多いかもしれませんね。

そして、先日発表されたPlenaレンズの機能について「Z 135mm f/1.8 S Plenaの機能を早速眺める なぜPlenaなのか」にて詳しくお伝え。

さらに最近公開された特許に関する情報はこちらのまとめから

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コメント

コメント一覧 (0件)

  • 特許を見るとレプリカ非球面レンズが2枚採用されていますね。
    NIKKOR Z 50mm f/1.8 Sよりレンズ枚数も少なくレプリカ非球面レンズの
    採用からかなりコストダウンしてますね。
    S-LINEではないのかもしれません。
    手ごろな価格で販売されるといいですね。

    • 特許の図面を良く見るとレプリカ非球面ではないようでガラスと
      プラスチックの非球面を合成しているように見えます。
      事によると新しい技術で収差補正がすばらしく、高価なレンズの
      可能性もありますね。

  • 50mm についてはキヤノンが RF の最初のラインナップに 50mm F1.2 を出して、
    その後、ニコンが光学設計の粋を尽くしたけれども巨大な 50mm F1.2 を出して、
    その直後にソニーがコンパクトだけれど描写が微妙な 50mm F1.2 を出して、
    その後間をおいて本命と言える実用的な 50mm F1.4 の GM を発売しました。

    50mm についての一連の動きで立ち回りが上手かったのはソニーだったと思います。

    そしてF値だけで判断されてしまうことを危惧したニコンは 135mm では F 値や重さではソニーのGMと同等のスペックにしておいて、Plena という銘で口径食が少ないことを付加価値としてアピールする作戦をとりました。

    もしかしたら、この 50mm F1.4 と 35mm F1.4 も S Plena かもしれないですね。そして 35mm は f/1.2 を出さず f/1.4 S Plena のみが発売される可能性もありますね。

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