今日、ソニーがコードネームWW942051という新しいカメラをアジアで登録した。最初に製造されたα7R IVと同じ5.8GHzのWiFIの機能があることから、これは確実に新しいハイエンドEマウントカメラだと言える事ができる。このカメラは以下の3つのいずれかになるはずだ。
・α7S III
・α9 II
・α6700個人的にはA6700に賭ける。しかし、これは完全に私の憶測だ。
ソニーは合計で3つの新しいカメラを8月、9月に発表するだろう。それらのうち2つはエントリークラスカメラで、残り一つはハイエンドカメラだ。
(記事を一部意訳しています)
攻勢をかけるソニー
ソニーが本気になっていますね。先日、α7R IVを発表したばかりですが、さらにα6×00シリーズの新製品を投入しようとしているようです。
ソニーはこれまでAPS-Cミラーレスの新製品の発表があまりありませんでしたが、ここのところフルサイズミラーレスが落ち着いたということでAPS-Cミラーレスの発表を行っています。さらにミラーレスで培った技術を1インチコンデジに投入するなどして全方位で様々なカメラを発表していますね。
これらはもちろんフルサイズミラーレスが落ち着いたということもあると思いますが、ニコンとキヤノンがフルサイズミラーレスに参入してきたことで、いよいよここがニコンとキヤノンを引きずり下ろして自分がトップになるという決意をしたのだと思います。
ここのところ、最近はすべてソニーにとっぷいい方向に回り出しているような感じがしますね。
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すべては予定通りの計画か?
ソニーは以前からコンデジ向けの裏面照射型CMOSセンサーを製造していたわけですが、センサーサイズは小さく、像面位相差センサーでもありませんでした。ところが次第に大きなセンサーの製造も可能になり、アプティナとのクロスライセンス契約で像面位相差センサーの搭載が可能になったとたんに、センサーの技術や性能が進化し、一躍世界のトップシェアとなる企業に成長しています。
また、裏面照射型CMOSを製造し始めたころから、積極的にAPS-Cミラーレスを投入していくと同時に、フルサイズミラーレス分野にも参入して、いち早くレンズを揃え、順当に新製品を投入し機能をアップデートすることに成功しています。
また瞳AFなど、本来はスマホカメラでの実現性のほうが高かった機能についてもいち早く一眼カメラに取り入れて成功しています。これはXperiaを製造していたことと関連はかなり高いと思われます。
このように、センサー、カメラ、瞳AFなどの新機能は、まるで時を同じくして一つのカメラになるかのように絶妙なタイムラインで、それぞれがアップデートを繰り返していまの製品となっています。これは単なる偶然なのか、あらかじめすべて予定していたことなのかはわかりませんが、とにかくすべてが絶妙なサイクルで回っていて、そして一つの新しい新製品が発売されているように見えますね。
このあたりは経営的にも開発的にも大きなリソースをもつソニーだからできるのだと思います。ニコンやキヤノンが追いつくのはなかなか厳しいものがあるのかもしれません。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
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