キヤノン新レンズの特許
キヤノンがレンズの特許を出願していることが明らかになりました。どのような特許なのでしょうか?
それでは特許の内容についてみてみましょう。
ズーム比 3.77
広角 中間 望遠
焦点距離 206.00 404.42 775.96
Fナンバー 5.83 7.10 9.20
半画角(°) 6.00 3.06 1.60
像高 21.64 21.64 21.64
レンズ全長 330.07 361.31 392.54
BF 38.46 38.46 38.46
ズーム比 6.00
広角 中間 望遠
焦点距離 100.02 231.27 599.98
Fナンバー 5.83 7.10 9.20
半画角(°) 12.21 5.34 2.07
像高 21.64 21.64 21.64
レンズ全長 300.08 336.79 373.49
BF 77.78 77.78 77.78
ズーム比 3.77
広角 中間 望遠
焦点距離 206.00 402.49 775.97
Fナンバー 5.83 7.10 9.20
半画角(°) 6.00 3.08 1.60
像高 21.64 21.64 21.64
レンズ全長 350.00 383.31 416.62
BF 41.06 41.06 41.06
キヤノンがレンズの特許を出願していることが明らかになっています。
上記は出願された特許の実施例の一部です。像高が約21mmなのでフルサイズ用のレンズであることがわかりますね。それぞれ、微妙に内容が違うのですが、概ねこのようなレンズの特許になるのではないのかなと思います。
- 200-800mm f/6-9
- 100-600mm f/6-9
このように超望遠ズームになっているわけですが、f値からRF100-400mm F5.6-8 IS USM、RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMのようなレンズになる可能性が高いのではないのかなと思いますね。
そうすると、比較的廉価なレンズとして発売されるのかもしれません。
もちろん、これらは研究をしただけで、実際に発売されるかどうかは不明です。しかし、最近は超望遠ズームは人気のレンズなので、このようなレンズが発売されたら面白いなと思いますね。
さて、実際に発売されることはあるのでしょうか?
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コメント
コメント一覧 (9件)
特許情報ですし、キヤノンのこの手の情報はさらに話半分で聞いていた方が良さそうではありますが。
このようなレンズが出たとして600mmF9では使い所が限定的過ぎると思いますね。非常にコンパクトなどの利点があったとしても、暗すぎますし、高感度に強いR6ⅡやR3など、ミドル機以上のボディでないと性能を引き出せず、結局エントリー向けなのかハイアマ向けなのかよく分からないチグハグなレンズになりそうです。
少なくとも野鳥撮影では暗すぎて晴天時限定レンズになりそうです。
なんとか個性というか、気を衒いたいのかもしれませんが、ここは素直にテレ端600mmF6.3辺りで出すしか無いと思います。各社が大体同じようなスペックで出しているのにも理由があるということです。
一眼レフの時代は望遠ズームのF値は5.6が一番明るかったですね。
但しシグマはF6.3のレンズも出していてそれではカメラが受け付けないので
F5.6と誤認識させる様にしていました。
そのころもう少し暗くても良いから安い超望遠ズームが欲しいといった
要望がかなりあったと記憶しています。
キヤノンはそれに対し正直に答えたと結果だと思います。
中にはF11と望遠鏡のような単焦点レンズもありますが写りは素晴らしいようです。
キヤノンが暗い超望遠が発売できるのもDPCMOSセンサーのおかげですね。
今の所、価格が廉価版と高価格品に分かれたようになっているのでいずれ
価格が中間域のレンズも発売されるかもしれません。
一行目の文章が読み返すと変ですね。
”開放F値は5.6が一番暗かった”が正しいと思います。
申しわけありません。
またしても暗い超望遠レンズですね。
キヤノンは市場調査とかはしないのでしょうか?
先日も100人規模の撮影地で鳥撮してきましたが、多くの人がまだミラーレスにEFレンズを使ってました。RF100-500mmもちらほら見かけましたが、ハッキリと「暗い」と仰ってました。
800mmF11は私も借りて使った事ありますが、描写以前にAFが遅すぎるので鳥には厳しいレンズでした。デュアルピクセルCMOS AFだからF値が暗くてもピント精度が良い。だからF値をどんどん暗くする。このロジックがイマイチよく分かりません。野外撮影は毎日が晴天かつオープンエリアとは限りませんし、あくまでAFが効くだけで実用に足りるかは別問題ですから…
それにソニーの200-600mm F5.6-6.3やニコンの180-600mm F5.6-6.3を見た後だと、このスペックでは見劣りすると思います。
100-600は100-500があるのだから出す必要はないと思いますが、200-800mm F5.6-9 は個人的には興味深いです。ただし価格にもよるわけで、200-600の低価格に対抗して30万円切り希望で、より完全対抗で25万円ぐらいだったらいいな、は妄想すぎるかもしれません。OMDS 150-400mm F4.5 の 2×テレコン ぐらいなわけですが、150-400mmの全長(特許もすでに近い)、重さ(1875g)を超えるものであればよいというのは、また妄想すぎるかもしれません。
市場調査をした結果がRF100-500/4.5-7.1Lなのだと思いますけどね。
テレ端のF値だけ見て「暗い」と断じられがちなこのレンズですが、370mm付近まではF5.6、450mm付近まではF6.3です。400mmでの使用において、ISOを1/3段上げることでどれほどの差が出るでしょうか。エントリー機ですら高感度耐性は上がっていますよね。(画像処理の結果だとしても)
それでいて500mmの画質はEF100-400L+1.4倍テレコンよりも高く、小型軽量化により可搬性・機動性も大きく向上しています。
どうしてもその1/3段が許せない、という人もいるでしょうけど……
さておき興味深いのは200-800/5.6-9ですが、全長はフランジバックを除くと330mm程度ですか。各社の200-600/5.6-6.3クラスとほぼ変わらない全長で800mmまで行けるのは凄そうですが、それらに1.4倍テレコンを付けると840/9になるので、RF100-500LやRF100-400ほどのメリットは無いかもしれません。
自分の場合はR6Ⅱ、R5、R7にRF100-500mmを使った上で暗いという評価ですね。まず高画素機には厳しいです。描写においてもフローライトを採用しているEF100-400mmからの大きな進化はないなと感じます。それよりも超望遠帯においてISO1/3段は非常に大きな差です。
小型軽量化により可搬性・機動性も大きく向上とのことですが、鏡胴が伸び縮みする時点で機動性では劣りますし、業務で使っていて重量も特段軽いと感じたことはありません。
なによりテレコン装着時にワイド側に制限がある(レンズを縮められない)のは大きな欠点です。これは今後発売されるズームレンズでは絶対に改善させて欲しいポイントですね。
こういう部分一つとってもユーザビリティというか、ユーザーからのフィードバックがちゃんとなされているのか疑問に感じると思わざるを得ません。
自分の現場でもテレ端が暗いの他に、上記のような不満はよく見聞きしますよ。しかし現状500mmをカバーできるLズームはないですし、他に選択肢がないというのが本音です。
・超望遠域においてISO1/3段の差は大きいのはやはり画質でしょうか。1600と2000、6400と8000などで使用の可否を悩むレベルの画質差が出るなどですか?
・EF100-400L2も、他社の100-400クラスも、伸びるズームだったと記憶しています。(Zは重心意識設計の面でやや秀でている?)
・テレコンの件は間違いなく不便ですね。そうしてでも長焦点化と小型化を優先したと見た記憶があります。あとは前玉が飛び出ていなさそうな可変倍率テレコンの噂がありますね。
・”ユーザー”の声を無視しているのではなく、別の”現場”からの声をより重視したのではないでしょうか。
・他に選択肢が無いのは当然で、500mmをカバーするキヤノンのズームはEF200-400×1.4に次いで2本目です。テレコン無しでは初ですね。
・諸欠点を飲み込んででも500mmのために使われているのであれば、それこそが「400mmでは足りない」という市場の声を反映した製品という証左だと思うのですが。
まぁ、私は所詮趣味撮影のひよっこアマチュアなので、写真撮影でご飯を食べているプロの方々から見れば的外れもいいところなのかもしれません。
CPS会員を始めとするプロユーザー層の声をロクに聞かずに開発している、とは思い難いですが……
全部自分の使用域の範疇での答えになってしまうのはご了承くださいね
・超望遠域においてISO1/3段の差は大きいのはやはり画質でしょうか。1600と2000、6400と8000などで使用の可否を悩むレベルの画質差が出るなどですか?
→少なくとも動体撮影ではSSが基準なのですが、画質という所に焦点を当てればR5とR7は3200より上と下では大きな違いでした。自分の場合はjepg納品なので後処理というフローチャートは入れられません。R3かR6Ⅱを使えば良い話ですが、後者はやや画素数不足、前者は検討する前に他社にメインを移してしまいました。
・EF100-400L2も、他社の100-400クラスも、伸びるズームだったと記憶しています。(Zは重心意識設計の面でやや秀でている?)
→ですので、RF100-500になって特段、可搬性・機動性が大きく向上というのは言い難いなと。使い勝手は変わりませんね。Zは重心設計が優れているのかどうかは分かりませんが、似たような焦点域でズームと単焦点レンズを分けてラインナップしてますね。後者はかなり軽量コンパクトに焦点を置いているように思います。
・”ユーザー”の声を無視しているのではなく、別の”現場”からの声をより重視したのではないでしょうか。
→これはあると思います。どこかの公式ページを読みましたがRF以降の超望遠はとにかく軽量コンパクトに焦点を置いてるそうです。それがプロの現場なのかアマの現場なのかは知りませんが。その上で不満の声も自分は見聞きしているのでバランスですね。メーカーには何度か伝えたのですが…
・諸欠点を飲み込んででも500mmのために使われているのであれば、それこそが「400mmでは足りない」という市場の声を反映した製品という証左だと思うのですが。
→私の推測でしかありませんが、RF100-500はEF100-400mmLⅡの後継で、テレ端はF7.1になっちゃうけどおまけに+100mm焦点域が伸びているレンズというコンセプトなのかなと。個人的には他社の200-600mmような汎用ズームを出さないのであれば、しっかり100-500mmの超望遠のズームレンズとして設計してもらいたかったなと感じるところです。
・他に選択肢が無いのは当然で、500mmをカバーするキヤノンのズームはEF200-400×1.4に次いで2本目です。テレコン無しでは初ですね。
→結局これが一番の問題です。EF時代は純正になくてもサードに何本かありましたが、RFの超望遠においては完全に締め出し状態ですからね。
他にもトランシーバーとの干渉とかフローティングレンズのフォーカス制御とかフォーカス/コントロールリングの位置関係、色々言いたいことはあるのですが、今後出てくるレンズでそれが改善されれば良いかなと。