![Nikon Z 9](https://mirrorless-camera.info/wp-content/uploads/2021/03/nikon_z_9.jpg)
Nikon Z 9Sの可能性はあるのか
Nikon Z 9Sがほしいそんな記事が公開されています。興味深いので紹介したいと思います。
それでは記事をみてみましょう。
2024年、世界はオリンピックがフランスのパリに集結するのを見守ることになる。抗議デモなど、ここしばらくパリで発生していることのなかで、それは魅力的なものになるだろう。カメラマンたちは、キヤノン、ニコン、ソニーの機材を使用して、すべてを記録し、展開する物語を伝えるだろう。キヤノンとソニーについては、よく聞いているが、ニコンに関してはとても静かだ。非常に優れたNikon Z 9を発売したニコンは、多くのファームウェアでそれを着実に改善してきた。その後、小型版のNikon Z 8が登場した。しかし、彼らがもっと高級なものを提供する時期になってはいないだろうか?そろそろNikon Z 9Sが登場するかもしれない。
ニコンはNikon Z 9へ着実にアップデートを提供している。しかし、それは本当に今後も大きなアップデートがあるということなのだろうか?もうそうなら、それは何だろう。Nikon Z 9はオートフォーカス性能のアルゴリズムが大幅に改善され、さらに高速なフレームレートでの撮影を実現することができるのだろうか?現在、Nikon Z 9は市場で最高のオートフォーカス性能のカメラの一つだ。
それでもα1やEOS R3に完全に対抗することはできない。α1は優れたオートフォーカス性能がある超高速フレームレートで多くの画素を実現するが、EOS R3は少ない画素数で非常に高速だ。Nikon Z 9はα1の解像度にほぼ匹敵する。しかしオリンピックでの撮影に使用する場合、なぜニコンを選択するのだろうか?
実際のところ、私には確信がない。Nikon Z 9にプレリリースキャプチャモードが追加されたとしても、ファイルはjpegとして保存されるだけだ。RAWとして保存することができれば、それはα1やEOS R3の代わりにそれを購入する大きな理由となるだろう。
Nikon Z 9Sが登場する可能性があるという説がある。これはニコンが一眼レフ時代に行ったことを踏襲している。これは、より少ない画素数で撮影する、より高速なカメラのバリエーションとなる。しかし、より重要なのは、より少ない画素数で撮影しながら、すべての範囲で被写体を連続的に追尾する能力があることだ。
これは3300万画素のカメラ(現在のα7シリーズで使用している物)で可能になるかもしれない。これは8k動画の撮影も可能なものだ。ニコンが3300万画素を60コマ/秒、または120コマ/秒で撮影する方法を見つけることができれば、ニコンは非常に大きなものを手にすることになるだろう。
ソニーが新しいα9 IIIとして3300万画素センサーを搭載し、様々な8k動画が撮影できるカメラを発売する可能性がある。しかし、それはスポーツ撮影者にとっては十分すぎる性能だ。私は、ニコンがソニー製品をコピーする以上のことをしてほしいと思っている。
ニコンはZ 9をサポートし、スポーツと野生動物の両方を撮影できる素晴らしいレンズを多く持っている。それでも、2024年のオリンピックまでに、ニコンから特別な製品がでてくることに期待している。実際にNikon Z 9のメカシャッターがないことは必ずしもそれほど役立つわけではない。代わりに、それは本当に可能ではなかったことや、以前には見ることができなかった何かを成し遂げなければならない。キヤノンがやっているようにRAWでのマルチ露出モードを持つことはどうだろうか?当サイトではEOS 5D Mark IIIがレビューされたとき、私たちはまさにそれを行った。それをもう一度手に入れることができたら最高だ。
Nikon Z 9Sの可能性はあるのか
オリンピックに向け、低画素、高連射なNikon Z 9のバリエーションとなるカメラがほしい、そんな内容の記事ですね。確かに画素数が少ないほうが、より少ないバッファで済みますし、メモリカードへ転送するデータ量も少なくなります。そのため、より連射性能が向上する可能性はあると思います。
画素数と連写性能は、これまでジレンマの関係でした。オリンピックイヤーに向けて、ひょっとしたらニコンから何かしらの製品が発表される可能性はなくはないと思います。というのも、ニコンのフラッグシップは4年に一度、そしてその2年後にマイナーチェンジモデルを発売しているからです。低画素でも高連写なカメラがほしいというニーズに応える形で、低画素機を発売する可能性はあると思うのですが、かなり低い可能性になるのかなと個人的には思いますね。
実際に2024年に向けてNikon Z 9のマイナーチェンジモデルが発売されてもおかしくはないですが、果たしてどうなるでしょうか。
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(記事元)https://www.thephoblographer.com/2023/08/22/is-the-nikon-z9s-coming-soon-with-33mp-and-60fps/
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コメント
コメント一覧 (7件)
Z9mark2の可能性はソース無しですが、以前から囁かれてはいました。ニコンの一桁機は4年サイクルの間の年にマイチェン版を出すことが知られていますが、D5以降は無くなりました。
Z9も現在進行形でファームを重ねてZ9mark1.5くらいに進化しているので、マイチェン版は必要ないくらいです。
しかしながら、低画素高感度機の要望はあちこちで見聞きしますので、これを来年のオリンピック年にぶつけて来る可能性は考えられそうではあります。これであれば現行Z9のラインとZ9H?とでラインが分かれるので、差別化は図れそうではあります。
とはいえ、今のニコンの企業体力・開発力的にフラッグシップ機を2機種並べられるほどの余力があるのかが気になるところです。センサーも新開発しないといけませんし…
もしZ9の低画素高感度版が出れば、私は迷いなく買いですね。
Z9が登場する前に「低解像スポーツ向けモデル」の噂が流れたことがありましたね(併せて6000万画素モデルの可能性も指摘されていました)。
需要自体は間違いなくあると思いますが、Z版D6のような仕上がりではニッチ過ぎて販売が芳しくないでしょう。
ソニーで言うところのα9・α7s両シリーズを兼ねた機種にすることが無難な気がしますが、難しいでしょうね。
例えばα1の少し後にZ 9が出たようにα9 IIIの少し後にα9 IIIと同等のセンサーを搭載したVer.のZ 9が出るという流れでしょうか。
キヤノンは従来通り五輪イヤーに合わせて [1] と [5] を出してきそうで、どちらも40MP以上の機種になりそうですが、ソニーとニコンは逆に20〜30MPくらいの上位機を出してくるとしたら面白いですね。
ただそうなると価格設定はどうなるのかZ 8にも同様のVer.が出る (Z 6IIIがそうなる?) のか気になりますね。
本当に低画素連写機が出るのなら、最低でも低照度時のAF性能がD6レベルになってくれることを期待します。
その為に全画素AFやクロスタイプAFの実装が必要になると思っているので、それが無理なら登場は当分先でも良いかな?
実現するならZ9/8のような二段体制をぜひ期待したいです。
ニコンのミラーレスは環境変化に対し初動が遅いというイメージが
あるのでそれが払拭できなければ使ってもらえないかもしれません。
オリンピック等では突然シャッターチャンスが訪れたりするので
それに追従できなければ使用率は北京五輪程度かもしれません。
とにかくニコンのミラーレスは素早い環境変化に追従できる能力
向上が必要かと思います。
ニコンのミラーレスはNikon1しか使ったことがありませんが
パナソニックのDMC-G1より環境変化に対し追従が遅いです。
それも少しではなくかなり遅いです。
画素数を減らせば画像処理エンジン据え置きでも処理回数を増やしてパフォーマンスを上げられますし、
高感度耐性も上がるのでオリンピックモデルとしては理に叶っていますね。
Z9 がフラッグシップモデルとしては売れすぎたので別の需要を狙わないと売れない、というのもありますね。
よく言われる高感度性能の向上については2層トランジスタ画素センサーが採用されればある期待できます。
加えて考えられるのは従来通り低画素による画素面積拡大で集光率を上げるか、それとも高画素化で情報量を増やしてデータ処理で対応するか。
ニコンがどちらを考えているかは分かりませんがクロスタイプAFを実装するなら高画素化は避けては通れないので、発生する研究開発費や収益性を考えると販Z9Sは出ないと思います。