慌ただしいZ 8界隈の噂
Nikon Z 8の噂がたくさん出てくるようになりました。去年、ニコンはNikon Z 30しか新製品を投入していません。そのため、多くの人がニコンからの新製品を待ちわびていたようで、Z 8の噂で盛り上がっています。
しかもNikon Z 8はZ 9の”小さい”バージョンになると見られています。Nikon Z 9に近い性能が、Z 8という小さなサイズで実現できるかもしれないということも、話題の盛り上がりに拍車をかけているようです。
というわけで、多くの人が待ちわびていたニコンからの新製品、かつNikon Z 9に近い性能のある小さなカメラということで話題となっているNikon Z 8についてのこれまでの噂をまとめてみました。
発表日、発売日は?
今のところ4月発表で、5月発売と言われています。開発発表がある場合には、さらに早い時期に開発発表があると思いますので、4月の正式発表前に開発発表がある可能性があると思います。
そう考えると、通常は開発発表→正式発表→発売日という流れで、それぞれ数ヶ月ぐらいの間隔があるのが普通ですので、開発発表が3月中にあってもおかしくはありません。
さらに、発表日の噂とは別にニコンがプレスや販売店向けの非公開の内覧会があるのではないか?と噂されています。現在、噂されている内覧会の日付は以下の通りになっています。
- フィリピンニコン 3月25日
- 日本(東京) 3月28日
- マカオ、欧州 4月末か5月初旬
これがNikon Z 8の発表に関わるものかどうかは不明です。関係あるかもしれませんし、関係ないかもしれません。しかし、もし関係があるとしたら3月の開発発表で内覧会があり、正式発表でさらに何かしらの内覧会があると考えると、噂されているスケジュールと合致します。
噂されている仕様は?
これまでのところ、以下のような仕様になるのではないか?と噂されています。
- Nikon Z 8はNikon Z 7とZ 9の間のハイブリッドカメラになると説明された
- Nikon Z 9と同じセンサー
- Nikon Z 6/Z 7と似た筐体
- Nikon Z 7と同じバッテリー(EN-EL15c)
- 外付けのバッテリーグリップがある
- 改良されたEVF
- 改良されたAF
- Nikon Z 9のすべての機能が実装されるわけではない(当たり前だが)
- 8k 60p対応
- 連続使用/充電のためのUSB Type-C PDポート
ポイントはZ 9と同じセンサーというところでしょうか?Z 9と同じセンサーということで、連写性能、AF性能、動画の連続撮影時間などがどうなるのか?、メカシャッターはあるのか?というところは気になるところだと思います。
また8k動画に対応というのも凄いですよね。より小さなカメラで8k録画ができるのは放熱の観点で問題ありそうなのに、よくクリアできたなと思います。あとは動画の連続撮影時間次第でしょうか?
気になる価格は?
最新の噂では、4500ユーロになると言われています。4500ユーロは、記事執筆時点の為替レートで約64万円という価格になります。しかし、これがボディ単体か、レンズキットのものかはわからないということです。もし仮にレンズキットであれば、レンズ代金分が差し引かれるため、もっと安くなる可能性があるかもしれません。
本体のサイズは?
噂によれば、Nikon Z 8のサイズはNikon D850に近いサイズになると言われています。もし仮にNikon Z 8がD850と同じサイズであったとすると、Z 7、Z 9との比較のサイズ感はこのような感じになるようです。
真ん中がZ 8の模型で、左側がZ 7、右側がZ 9です。(いまのところ)中央のZ 8は想像の画像であることに注意してください(実際の画像である可能性は低い)。しかし噂されているサイズにリサイズされているので、カメラのサイズ感を確かめるのには有用な画像です。
このようにZ 7と比較すると一回りぐらい大きなサイズになっていることがわかります。個人的には二回りぐらい大きくみえます。まさにZ 9から縦グリを取り除いたというようなカメラになっていますね。
このサイズ感については意見の分かれるところでしょうが、プロフェッショナル向けとして機能や望遠レンズを装着したときのバランスなど総合的に考えてこうなったのだろうと思います。
見えてきたNikon Z 7との違い
Nikon Z 8がNikon Z 9のセンサーと同じになると噂されたことで、Z 7からZ 8、Z 9まですべて高画素機になって差別化できるのか?という思った人も多いと思います。
しかし、このサイズ感をみるとNikon Z 8とNikonZ 7のサイズ、そして恐らく重量はかなり違うものになりそうです。そう考えると、Z 7は小型な高画素機、Z 8は小さなNikon Z 9ということで差別化ができているのではないのかな?という印象です。
もちろん、Nikon Z 7の最新機種であるZ 7IIIがNikon Z 8と同じ機能になることはなくて、多少、性能的に劣るような製品にはなるのだろうと思います。小型な高画素機が欲しい人はZ 7IIIを、高性能で、しかしZ 9は大きすぎるという人にはZ 8をという区別ができるのではないのかなと思いますね。
むしろ、Nikon Z 7をもっと高画素にして連写性能をZ 8よりも低い性能にすれば、静止画向けのカメラとしてさらに区別化も可能になりそうです。
さて、実際にはどのようなカメラになるのでしょうか。Z 8も気になりますが、Z 6/Z 7の最新機種も気になります。
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コメント
コメント一覧 (4件)
Z8 のサイズが大きめで 8K60P にも対応するということならば性能面での不安は小さくなりますが、
バッテリーの方は EN-EL15c で足りるのか、というところが気になってきますね。
Z9にあるブレードシャッター、3軸液晶搭載となると、ボディの大きさは踏襲される必要がありますね。Z8が高画素(もはや高画素ではないかも)で出るとしたら、NIKONからは低画素のα9やR3のような積層センサー機はでないかもしれません。実際、営業的には売れ筋とも言えませんし。3000万画素のAPS-C機で積層センサー機の方が売れそうです。
ここまで噂が続いて、実はZ7IIIだったということはさすがになさそうですね。
Z8のボディがZ6・Z7より大型化するのならば、バッテリーをEN-EL15cのままにする必要ってありませんよね。
やはり噂は噂でしかないように思います。
中国の方では4月発表と目されているようですね。
本当にミニZ9ならラインナップコンセプトをどう考えているのか気になります。