シグマのFoveonはどうなっているか
シグマのFoveonセンサーに関する記事が掲載されています。いまFoveonセンサーの開発状況はどのようになっているのでしょうか?
それでは記事をみてみましょう。なおアイキャッチ画像はシグマのカメラのイメージ画像です。
- Foveonセンサーの開発状況について
- 技術開発の段階
- フルサイズセンサーの最終的なプロトタイプの段階に至っていない
- 技術的に同じで小型のセンサーを製造している
- 最新の製造技術を使おうとしている
- 半導体会社は忙しく、自分たちで設計することになった
- 半導体工場と一緒にセンサーの改良に取り組んでいる
- 解決しなければならない課題があり、その段階が終わればセンサーが完成する
- 従ってまで時間がかかる
というわけで、現在は技術的な仕様は同じで、まずは小型のセンサーを製造し、それでテストをしている段階のようです。このあと様々な技術的な問題が解決すれば、フルサイズセンサーの製造に取り組むことができ、その後に製品として発売できる可能性があるようです。
また、別記事では、リリース時期に関する記述もあります。
来年の発売を目指す
ただ、これが成功すれば次のステージとしてフルサイズのセンサー開発に着手できるといいます。一度開発をリセットして、パートナー変更など紆余曲折もありましたが、まだ山木社長は開発を継続する意向を示しています。今年の試作の状況次第としつつ、来年のリリースを目指したい考えです。
こちらの記事では、今年に試作するセンサー次第だが、条件がよければ来年のリリースが見込める程度の目処はたっている可能性もあるようです。少なくとも開発は継続しているということですし、新製品として発売されたらかなり面白いことになるのかなと思いますね。
上記はFoveonセンサーの概念図です。通常は、面状に配列されたセンサーにRGBのカラーフィルターがあり、それぞのフィルターを通った光の量を計測することで色の三原色を取得して画像を生成しています。この方法ですと事実上、センサーが間引きされた状態になり画質もその分劣化してしまいます。
しかし上記のFoveonセンサーはそれぞれの色の光を縦に配列されたセンサーでそれぞれ取得するので画素の欠損がなく全色を取得することができ、より高画質を得られるという仕組みです。
センサーの読み出し速度の問題とかでてくるとは思うのですが、これが実現すると静止画向けの超高解像度のカメラが発売される可能性があるかもしれません。
(記事元)https://phototrend.fr/2023/02/sigma-cpplus-2023-interview-kazuto-yamaki-nikon-z/
(記事元)https://news.mynavi.jp/article/20230223-2600253/
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