シグマの新レンズ特許
シグマが新レンズの特許を出願していることがあきらかになりました。どのようなレンズの特許を出願しているのでしょうか?
それでは特許の内容をみてみましょう。
焦点距離 20.88
Fナンバー 1.44
全画角2ω 57.48
像高Y 11.15
レンズ全長 70.00焦点距離 20.76
Fナンバー 1.45
全画角2ω 61.00
像高Y 11.15
レンズ全長 62.00焦点距離 20.80
Fナンバー 1.45
全画角2ω 59.22
像高Y 11.15
レンズ全長 62.00
この特許では、いくつかの実施例が記述されています。この特許の内容をみると、この特許のレンズの像高は11.15mmとなっています。この像高は、一般的な交換レンズの像高としては、非常に珍しいです。APS-Cセンサーよりも小さく、1インチセンサーよりも大きいセンサー用のレンズということになり、計算すると概ね1.5インチセンサー用の交換レンズ(またはコンデジ用のレンズ)と考えることができます。
1.5インチセンサーのカメラをシグマが発売しようとしている可能性もありますが、何かしらカメラ以外の用途のレンズの可能性もあるのかと思ったのですが、この特許の説明として、スチルカメラ、ビデオカメラにも利用できるという記述があり、さらにミラーレスという言葉もでてくることから、やはり撮影用に適したレンズということには間違いないようです。
するとこれはどのようなカメラ向けのレンズということになるのでしょうか?1.5インチセンサー用のレンズという可能性もありますが、ひょっとしたら、この小さなレンズを横に二つ並べて3D動画、VR用の動画を撮影する用途のレンズである可能性もあるのかなと思います。像高11.15mmのレンズを横に二つぶん並べると約22mmになります。これは、フルサイズセンサーの約半分の像高になるので、VR撮影向けのレンズと考えるとつじつまが合うようにも思えます。
実際はどんなレンズなのでしょうか?おわかりになる方がおられましたらご意見いただけると嬉しいです。
Twitterいいねとリツイートのお願い
記事をよんで面白いと思ったら、Twitterでのいいねボタン、リツイートをしていただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
コメント
コメント一覧 (2件)
特許の最初の部分で
フォーカスレンズ群が軽量で、またフォーカスレンズ群を光軸に
沿う方向へ微少振動(ウオブリング)させた際の像高変化率が小さく、
F値が1.4と明るく、35mm判換算焦点距離で40mm相当の
画角を有するインナーフォーカス光学系を提供する。
とありますのでマイクロフォーサーズの動画撮影を考慮したレンズの
ように見えます。
焦点距離的にはOMDSの20mm F1.4 に近く、その廉価版的な感じの設計とかいう妄想もわきましたが、光学関係には素人なので、本当の所、意図他さっぱりわかりません。。。 20mmにするには少し長いですが、誤差許容的には大丈夫?、像高が小さいのも、今はやりの隅の暗すぎる周辺光量はデジタル補正で、とか? 像高からすると、1.5インチというより、1.4インチセンサーのような気もしますが、どうなのでしょうね。