NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR PF Sの噂
次に登場するNIKKOR Z 800mm f/6.3 VR PF Sにいくつかの情報の更新がある
・公式発表は4月4日または4月6日(またはそれぞれ前後1日)
-NikonRumors
・出荷開始は5月が予想されている
・”注目するに値する”性能のプロフェッショナルレベルのレンズ
・価格は中国からの流出情報を元にすると約6000ドル
・重量は2.3kg(Fマウントバージョンの販売)
・レンズはすでに大量生産されている
ニコンの超望遠レンズNIKKOR Z 800mm f/6.3 VR PF Sに関する噂がでてきていますね。発表は4月4日か4月6日、またはその前後1日に発表される可能性が高いということです。
この前後1日というのは提供された情報が日本なのか、ヨーロッパなのか、米国でのものなのかで時差により前後1日の誤差がでてくるからだと思います。また、最近は当てはまらないのですが、ニコンはこれまで木曜日に公式発表をすることが多いので、4月3日の可能性もあるのかなと考えています。
発売日は5月で、気になる価格は6000ドルになるとしています。記事執筆時点の為替レートでは74万1357円となっていますが、最近は急激に円安が進んでいますので、実際にはもっと安い可能性も考えられそうです。
衝撃的な重量と価格
噂が正しければ価格も超望遠レンズとしてはかなり安いのですが、重量についてもかなり軽量化していることがわかります。他社の800mm単焦点レンズの現在の最安値と重量などを比較してみます。あくまで噂が正しかったらという但し書き付きがつきますのでお願いいたします。
・キヤノン RF800mm F11 IS STM 11万1870円 1260g
・キヤノン RF800mm F5.6L IS USM 203万9400円 3140g
・キヤノン EF800mm F5.6L IS USM 153万4010円 4500g
・ニコン AF-S NIKKOR 800mm f/5.6E FL ED VR 190万6740円 4590g
・ニコン NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR PF S 約74万1000円 約2300g
これをみると大口径の超望遠レンズとしては価格もかなり安いですし、重量も軽いことがわかります。キヤノンのRF800mm F11には安さと軽量さでは敵いませんが、このあたりはRF800mmはf/11と暗いレンズで差別化されているので仕方がないところではありますね。重量についてはRF800 F5.6も4500gのレンズから約3000gまで軽量化されているのに驚きましたが、NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR PF Sの2300gのもかなり驚きの数値です。
価格については、以前の噂では200万ぐらいになるのでは?という噂があったのですが、ここまで安い価格になったのには驚きです。どうしてこれだけ安く軽量化できるのかというと、このレンズはPFレンズという特殊なレンズを採用しているからですが、このレンズには多少の欠点があるものの、この価格と軽量さは非常に魅力的なものだと思いますね。PFレンズの仕組みについては下記からどうぞ。
このようにPFレンズには多少のデメリットがあるのですが、噂によればプロフェッショナルレベルの性能があるレンズに仕上がっているということで、様々なコーティングの開発や、光学設計、使用する部材の見直しなどで、そのデメリットがかなり克服されている可能性があるのかもしれません。
このレンズはすでに大量に生産されているようで、このレンズは売れるというニコンの見込みがあるのだと思います。Nikon Z 9といい、NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR PF Sといい、ニコンはかなり攻めているなという印象ですね。このまま頑張って欲しいなと思います。
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コメント
コメント一覧 (1件)
“プロフェッショナルレベルのレンズ”と言う表現に若干の違和感があるのですが、このクラスは皆プロ用(もちろん一部、または数的にはより多くのアマチュアの方々も利用されるかと思いますが.....)と思うのですが、そうでも無いんでしょうか。
また、多くの方は真のプロ用レンズは別に用意されると思ってるんでしょうか。