Nikon Z 6IIの後継機種はいつ発売されるのか?
海外のニュースサイトで、Nikon Z 6IIの後継機種はいつ発売されるのか?という記事が掲載されていました。面白かったので、当サイトでも少し考えてみたいと思います。
さて、まずは過去のNikon Z 6シリーズの発売時期をみてみます。調べてみると以下のようになっています。
・Nikon Z 6 2018年11月23日
・Nikon Z 6II 2020年11月6日
単純にこの発売日だけをみると、2年で新製品が発売されていることになりますので、Nikon Z 6III(仮称)は、2022年の11月、つまり今年の年末頃に発売されるという可能性を思い浮かべることができます。
ニコンのカメラの場合は、必ずしも定期的に発売されるというわけではないので、この日付の比較はあまり参考にならないのかもしれません。例えば定期的に発売されているフラッグシップモデルの場合は、以下のような発売間隔になっています。
・Nikon D3 2007年11月30日
・Nikon D3S 2009年11月27日
・Nikon D4 2012年3月15日
・Nikon D4S 2014年3月6日
・Nikon D5 2016年3月26日
速いモデルチェンジのサイクルが必要か
このようにNikon Dxシリーズでは、4年ごとのフルモデルチェンジがあり、さらにその2年後にマイナーチェンジというサイクルになっていることがわかります。つまり、2年ごとにフルモデルチェンジ→マイナーチェンジ→フルモデルチェンジ・・という繰り返しになっているわけです。
Nikon Z 6シリーズの発売間隔をみると、Nikon Z 6IIをZ 6のマイナーチェンジバージョンと考えれば、概ねこれを継承しているようにみえ、ニコンとしてはNikon Z 6シリーズも4年ごとのフルモデルチェンジと、その間のマイナーチェンジを実施していこうと考えているようにも思えます。
個人的にはシェアを追う立場としては4年の新製品発売サイクルは短いのではないかと思っていて、せめて3年ごとの新製品投入サイクルが必要になるのではないかなと思います。センサーの進化やAIなどによる被写体追尾性能の能力向上は近年とても激しいので、数年で他社の製品と比較すると見劣りする状況になってしまいます。
先を見据えた仕様を選定して、できるだけ早期に製品を投入しないと他社に追いつくのは難しいのかなと思いますね。
ただ、ニコンはZ 9で先進性を示すことができたので、この技術を流用すれば今後発売するカメラもかなりよい製品がでてくることが予想されます。Z 6やZ 7の後継機種の開発リソースをすべてZ 9に割り振ったと考えれば、この発売サイクルになってしまったのは仕方がないとも考えることができますよね。
ただいまは半導体不足の影響がかなり大きいですので、実際に想定した日付に発売するというのは至難の業だと思います。だから発売が遅れるのは仕方がないと解釈することができるのですが、逆にいえばこの状況でしっかりと製品を製造し供給できれば、それだけ他社に先駆けることができるということも今しています。
カメラ市場が盛り上がるためにもぜひ頑張ってほしいと思いますね。
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コメント
コメント一覧 (1件)
今年末までにはEOS R6やα7 IVに対抗できるZ 6IIIを出したいところでしょうね。
いくらZ 9が好調といっても数を用意できないフラグシップだけでは多くの人はキヤノン/ソニー機を選択するでしょう。
今年末までにもっとZレンズも拡充させてスタンダード/ベイシックなZマウントのカメラZ 6IIIを出せればニコンが盛り返す余地はまだあると思います。
逆にそれが遅くなればなるほどキヤノン/ソニーとの差は広がってしまうでしょう。