シグマがXマウント用のレンズ3本を発表か
シグマが、新しいXマウント用のAFレンズを2月21日、ニューヨーク時間で午前7時、ベルリン時間で午後1時に発表する。これは中国シグマの中国版TwitterであるWeiboから公式に得られた情報だ。
シグマは以下の製品を発表するだろう。
・SIGMA 16mm f/1.4 DC DN Contemporary
-FujiRumors
・SIGMA 30mm f/1.4 DC DN Contemporary
・SIGMA 56mm f/1.4 DC DN Contemporary
シグマが富士フイルムのXマウント用レンズを2月21日に発表すると報告されています。アイキャッチ画像はソニーEマウント用のレンズです。この発表があるという情報は、中国版TwitterであるWeiboで中国シグマがtweetした内容から得られたもののようです。すべての情報を把握しているわけではないのですが、国内ではなんの音沙汰というか発表があるというようなティザーも一切ないので、この情報が本当なのかどうかは確かめようがありません。
そして発表されるレンズは上記で引用した3本のレンズがまずは発表ということになるようです。富士フイルムユーザからは大口径のズームレンズの発売を期待する人が多いみたいですが、まずは大口径の単焦点レンズからの発売ということになりそうです。
RFマウント、Zマウントの参入は厳しいか
シグマは以前のオンライン発表イベントで、年内に少なくとも一つのマウントへの参入することを発表していました。
どのようなマウントなのかわからない状態が続いていましたが、タムロンからXマウント用のレンズが発売されていたこともあり、恐らく富士フイルムからのマウント情報の開示を受け、シグマも富士フイルム用のレンズを発売するのではないかという観測がありました。
今回の噂についても、その流れを受けての話だと思います。もし本日の発表が本当だったらシグマがもっとティザーを打つのではないかと思うのですが、そのあたりはなぜなのかよくわかりません。
そして、気になるのはシグマやタムロンがニコン用のレンズを発売する可能性があるのか?という点です。まず、ニコンはタムロンの旧設計のレンズをODMとしてニコンブランドで発売しています。たぶん、この関係が続くと思いますので、今後もタムロンの旧型の廉価なレンズがニコンからNIKKORブランドとして発売される可能性が高いと思います。従って、タムロンの銘入りのZマウントレンズが発売される可能性は低いのかなと思います。
そして、コシナがニコンとライセンス契約を結んで新レンズを発売したことも明らかになっています。このことから、レンズとカメラとの通信に関する仕組み、マウント形状などを勝手にコピーするとニコンが取得した特許に抵触する可能性があるらしいことがわかります。そうなると、ニコンの許可なく第三者がZマウント用のレンズを作るのはかなり厳しい可能性が高いのかなと思います。すでにZマウント用のマウントアダプタやレンズを発売している企業もありますが、かなり綱渡りの状況なのかもしれません。
現段階では、ニコンがシグマなどとライセンス契約を結ぶ可能性は低いと思うので、シグマブランドのZマウント用レンズが発売される可能性は低いのかなと思います。
あとキヤノンのRFマウント用レンズについてはどうなるでしょうか?EF-Mマウントの状況をみると可能性があるという人もいますし、キヤノンはRFマウントに関しては互換レンズを認めないのではないかという観測もあり、状況はよくわかりません。
話を元に戻します。今回の発表は、本日のニューヨーク時間で午前7時ということですので、日本時間では午後9時に発表されるということになります。実際に発表されるのか、発表されるレンズはどのような製品になるのか、あと4時間ほどでわかることになりますので楽しみに待ちたいですね。
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