LUMIXの今後について
そうすると、LUMIXはマイクロフォーサーズをあきらめたと思われたかもしれませんが、そんな事はありません。
(中略)
今後は、マイクロフォーサーズ、フルサイズ共にそれぞれの優れた特性を生かし、機動力と高画質を両立したマイクロフォーサーズのGシリーズと、よりプロフェッショナルなフルサイズのSシリーズ両カテゴリーで開発を続けていきたいと考えています。
現在開発中のGH6もマイクロフォーサーズ機ならではの機動性に加えて多彩な映像表現力の両立を目指しています。センサーとエンジン共に新開発し、4:2:2 10bit Cinema4K60pの動画記録に対応、推奨動作温度内において動画記録時間無制限を実現の予定です。
パナソニックがLUMIX 20周年特別コラムを公開しています。全文はかなり長文で、興味深い内容もありますので、すべての文章は記事元リンクからご覧ください。
ともにマイクロフォーサーズのミラーレスカメラを発売するOMデジタルとパナソニックが10月27日(記事執筆時点からみて昨日)に、それぞれカメラの新製品を発表するのではないかという噂がありました。しかし、残念ながらOMデジタルはオリンパスに代わる新しいカメラのブランド名の発表で、パナソニックは公開の特別コラムなどの公開に止まりました。このことは残念なのですが、パナソニックに関してはあらたな情報がわかりました。
まずは、パナソニックはLUMIXをあきらめていないという言葉がでてきたことです。そして、現在、パナソニックはGH6を開発中で、新しいセンサー、新しいイメージプロセッサで4k 60pの動画を無制限に撮影できる機能を搭載する予定であることがわかりました。
パナソニックがフルサイズに注力して、マイクロフォーサーズシステムに関しては、しだいにフェードアウトするのでは?という観測が海外などであるなかで、今回の発言はパナソニックユーザにとっては非常に心強いものになると思います。
パナソニックのデジカメ撤退は本当にないのか
しかし、様々な各種のランキングをみると、少なくとも日本国内でパナソニックのカメラ製品は、商業的に大きく成功しているとは言えない状況にあると思います。恐らく、カメラ事業に関しては赤字になっている可能性が高いと思いますね。
そのため、パナソニックの次の事業撤退はカメラ事業になるのではないか?という観測もあります。
パナソニックは組織の改編で、それぞれ事業部ごとに新会社を作る方向にシフトしているわけですが、このような仕組みにすると、それぞれの事業ごとの売却が容易になることから、そのように勘ぐっている人がいるということですね。
そして、このコラムの内容についても、これまでどのカメラメーカも、正式に発表されるまではカメラ事業を売却するかもですとか、このカメラのシリーズをディスコンにするなどと明言したことはありません。なので、仮に将来的にマイクロフォーサーズからの撤退を視野に入れていたとしても、今の段階で「撤退します」などと言うわけなく、今後も注力していくと答えるしかありません。
なので確実なことは言えないわけですが、少なくともGH6が現在開発中であり、新製品として発売されることは確実でしょうから、このことについてはかなり期待をしてしまいますね。
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