ニコンが24-70mm f/2.8の特許を出願
実施例
・焦点距離 22.7-50.0-67.9mm
・f値 f/2.92-2.92-2.92
・像高 19.34-21.60-21.60mm
・全長 188.49-155.49-159.75mm
・バックフォーカス 16.19-19.69-24.21mm(当サイトによる解釈です)
ニコンが24-70mm f/2.8と思われるレンズの特許を出願していることが明らかになりました。実施例は様々あるのですが、概ね上記で引用したような実施例になっています。
また、バックフォーカスが一眼レフのものよりかなり短いこと、像高が約21mmであることから、フルサイズミラーレス用の24-70mm f/2.8というレンズであることがわかります。
どのようなレンズなのか?
特許の内容によれば、このレンズは出願日が2017年に出願した特許の一部を分割して、2021年7月15日に特許を取得するために再提出したような内容になっているようです。
現在、発売されているNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sは2019年の発売ですので、この特許を製品化したものが現在のNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sという可能性もありそうです。ただ、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sのレンズ構成図は以下のようになっていて、今回の特許のレンズ構成図とはかなり違うような印象があります。
そうすると、特許のレンズはどのようなレンズなのでしょうか?NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sの後継レンズということになるのか、それとも廉価なf/2.8通しのレンズということになるのでしょうか。それともただ特許を取っただけということになるのでしょうかね。ちょっと気になります。
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コメント
コメント一覧 (1件)
レンズ枚数も少なくレンズ径も小さいようなので何故これを
採用しなかったのか不思議ですね。
軽量化も出来そうです。
一つ気になるのは広角側で一番長くズームの中間で一番短くなる
事でしょうね。
安い標準のキットズームがズームの中間で一番短くなる事が
多いので、その動作を嫌ったのかも知れません。