新しい積層型センサー
Fujifilm X Summitを注視していた人は、富士フイルムは今後登場する富士フイルムのカメラに搭載される新しい積層型裏面照射型X-Transセンサーの発表と、明言はしなかったが、X-H2の開発を発表した。富士フイルムはまた、新しいXF 18mm f/1.4とXF 33mm f/1.4、XF 23mm f/1.4が今後登場する高画素センサーに特別設計されたレンズだと明らかにした。
富士フイルムが開催していたオンラインイベントで、新しい積層型センサーの発表が行われたようです。今までは、X-Trans CMOS 4センサーを搭載していましたが、X-E4、X-T30 IIが最後に搭載されるカメラだったと言われていて、ひょっとしたら次の新製品からはX-Trans CMOS 5センサーが搭載されることになるかも知れません。
X-H2の噂とも合致
動画をみていないので、「直接な明言をせずにX-H2の開発発表をした」ということがどういう意味なのかよくわかりませんが、たぶんX-H2の話はオンラインイベントでは行われなかったのでしょう。そのかわり以前の噂では、新しいセンサーを搭載したX-H2が発売されるという噂があったので、それと併せて、事実上のX-H2の開発発表をしたということを言いたかったのではないかと思います。その噂というのは以下になります。
・8kビデオのあるX-H2は2022年に登場する
・2021年にこれ以上のXシリーズカメラは発売されない
・X-H2は新しいセンサーとイメージプロセッサを搭載する初めてのカメラになる
・X-E4は最後の2600万画素Xシリーズカメラだ
・2600万画素のX-Trans IVのX-T40またはX80は発売されない(最後はX-E4だった)
・X-T40またはX80が登場する場合には、新しいセンサー/イメージプロセッサが搭載され、そしてX-H2と同時かX-H2のあとに2022年に発売されるだろう。
噂をよく読むとわかりますが、2021年にXシリーズカメラはもう発売されない(この時点ですでにX-E4は発表済み)という部分は間違っていて、先日、X-T30 IIが発表されました。だからこの噂の一部は間違っていたということが明らかになっています。ただ、X-T30 IIはX-T30のマイナーチェンジで、だからX-T30 IIにはX-Trans CMOS 4が搭載されたけれども、メジャーバージョンアップされるカメラでは、新しいセンサーが搭載されることを意味していたと後に訂正しています。
というわけで、この情報が正しければ、2021年のXシリーズの新製品はX-T30 IIが最後で、来年あたりにX-H2がX-Trans CMOS 5を搭載して発売されるということになるのだろうと思います。なのでX-HシリーズはX-H1で終了ということでなく、今後も継続されることを意味しているのでしょうね。
富士フイルム界隈のミラーレスは最近面白いですよね。個人的にAPS-Cミラーレスを買うなら富士フイルムの製品がいいなと最近思い出しています。
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