ソニー ZV-E10の4k動画のこんにゃく現象が酷い??と話題に

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ソニーのZV-E10のこんにゃく現象

ソニーZV-E10のローリングシャッター歪み問題

最近発表されたソニーのZV-E10のローリングシャッターに関する問題が大きく話題になっている。この問題はそんなに大きな問題なのか?私たちはこの問題により大きく注意しなければならないのか?それとも超低価格の4k動画が撮影できるカメラに、何から何まで多くの機能を搭載したい人が騒ぎ立てているだけでしょうか?確かめてみましょう。

1 なぜZV-E10にはローリングシャッター歪み問題があるのか

我々はみんなソニーのAPS-Cカメラの品質を知っているが、カメラはオーバーサンプリングを行っている。オーバーサンプリングの過程では、6kという大量のデータを読み出し、その過程を終了させて、ユーザはシャープネス、ディテール、そして少ないノイズの4k高画質ファイルを手に入れることになる。ここに問題がある。処理中に多くのラグが発生し、それが結果的にローリングシャッター歪み問題となっている。

2 FullHDモードではローリングシャッター歪み問題は減少する

FullHDビデオモードではカメラの処理が4分の1になるので、カメラによるデータ処理が終了するのがとても早く、カメラをパンしているときに、ローリングシャッター歪みの効果はとても小さくなることに気がつくだろう。素早く動くときやカメラをパンさせるときには、Full HDビデオモードを利用することが推奨される。

3 ソニーのZV-E10でこんにゃく現象を修正する方法

1)歩いているときや走っているときには、Full HDビデオモードの利用が推奨される(もし必要ならあとで4kにアップデートすることもできる)。
2)大口径の超広角レンズ(シグマ 16mm f/1.4)そして
3)開放絞りでレンズを利用するために、日中でも遅いシャッター速度にするNDフィルターを使い、ボケを加える
4)手振れ補正にアクティブモードを利用する(オプション)

4 評決

ソニーはZV-E10に最新の2400万画素CMOSセンサーを利用しているに違いない。もし、そうであれば、私はいま記述している記事を決して投稿しなかった。しかし、実際のところキヤノンのFull HDや富士フイルムの4k能力のあるvlogカメラにZV-E10で対抗することを可能にするためには、できるだけ製造コストを小さくする必要がある。

NewCamera

海外でZV-E10のいわゆるコンニャク現象が話題になっているようです。こんにゃく現象は、これまではイメージセンサーからの読み出しに時間がかかることで、最初の画素の読み出しと、最後の画素の読み出しに時間差が生じて、動く被写体を撮影するとコンニャクのように歪んで撮影されてしまう現象のことでした。

今回はセンサーからの読み出しでなく、4k解像度で動画を撮影するとコンニャクになるということで、4kへダウンコンバートしたり、アンチエイリアスをかけたりするのに時間がかかり、そのおかげでコンニャクになってしまうようです。

どの程度のこんにゃくに?

ということで、どの程度のものなのかな?と思って探してみたら以下のような動画がありました。

上記は短い動画ですし、実際にZV-E10が本当に利用しているかどうか確証がないのですが、もし、これが実際の動画だとすると結構なこんにゃくになっていることがわかります。

他にも以下のような動画がありました。

こちらは動画なかほどでカメラを持ちながら歩いている様子が映っているのですが、こちらも歩いているだけでこんにゃくになることが確認できます。

しかし、上記の動画にはないのですが、確かにFull HDで撮影された動画をみると、こんにゃく現象はごく少ないものになっていて、激しい動きでも気になるほどではないように見えます。ということは、やはり4kを撮影する過程で時間差が生じてコンニャクになってしまうのだなということがわかります。

コメントではZV-E10の性能はいいが、ローリングシャッター歪みがすべてを殺しているですとか、代わりにZV-1の購入をすすめる人がいたりして、残念だと思われていることは確かなようですね。

ですので撮影時には動くときにはFull HDにしたり、開放で撮影して背景ボケを利用してわかりにくくしたり、手振れでもコンニャクになってしまうのでより強力な手振れ補正機能を利用したほうがいいという記事のような結論になるようです。このあたりは場面によって使い分けていくしかないのでしょうね。そして、カメラを固定して室内でYoutuberが何かしら配信したりというような目的では、特に問題にならないと思いますので、そのあたりは安心してもいいのかな?と思います。

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コメント

コメント一覧 (0件)

  • 低価格にするために中身がα6100で動画機能を少し強化しただけのようで
    低価格機にすべてを求めるのは酷な様に思います。
    まあ価格に見合った性能と言うことではないでしょうか。
    センサーサイズは違いますがコンセプトはパナソニックのDMC-G100の
    真似ですね。

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