Nikon Z7のレビュー記事を紹介します。
Nikon Z7は、(D850のようなニコンの一眼レフと比較して)よりコンパクトなボディと、EVFですべての設定が確認できるようなミラーレスであることの利点のある、最高クラスのフルサイズミラーレスカメラを提供する。そして電子シャッターとボディ内手振れ補正(ニコン初)による連写速度(Z7が9fps、Z6が12fps)の速さにも気づくだろう。
Zシリーズの何がいいかというと、まず多くのかなりコンパクトなレンズを導入したことだ。加えてニコンはレンズロードマップを発表しており、ユーザは将来に発売されるレンズのなかから何が欲しいのか知ることができる。しかしながら、現在は3つのレンズがあるだけなので、それ以外ではアダプタを利用する必要がある。
画像品質は素晴らしく、D850に匹敵し、良い低ノイズ性能と、ニコンが試し、テストした(そして愛されている)色の再現性は素晴らしいものだ。ニコンはZシリーズで、システムが育つことで魅力が増す新しいレンズ(とカメラ本体)で素晴らしい成功を収めるだろう。バッテリーの容量はソニーa7 Mark IIIほどではなく残念だし、カードスロットが一つだけという問題についても気がつく人がいるだろう。そして(例えばノートパソコンの内蔵メモリリーダなど)広くサポートされているSDカードを好む人もいるだろうが、事前予約で同梱される無料のXQDカードとXQDカードリーダーが問題を解決するだろう。
オートフォーカスの性能は高精度でとてもよく、像面位相差センサーのフォーカスポイントのおかげで一眼レフと比較してとても改善されている。瞳AFがないことは、それを利用し良さを知っているような人、すべてのポートレート写真で被写体の目にフォーカスを正確に合わせるような人にとっては残念に思うだろう。
最近発表された実際に購入できる二つのフルサイズミラーレス(ニコンとキヤノン)では、Nikon Z7(とZ6)はもっとも魅力的なパッケージで、とても良いレンズのロードマップと、比較してソニーa7シリーズと近い性能がある。しかしながら、フルサイズミラーレスで5年先行して発売しているソニーには30本ものレンズがあり、ボディの種類も多い(デュアルカードスロットがあり、バッテリーの容量も2倍)。
(記事を意訳しています)
Z7のレビュー記事が掲載されています。
記事の内容をかいつまんでみると、先行しているソニーにはボディの種類やレンズの本数のアドバンテージがあるが、それに匹敵する素晴らしいカメラと評価されているようですね。
ソニーはさすがに先行しているだけありますし、センサーの内製ですので自分好みのセンサーを自分で開発できるというメリットもあるわけですが、レンズのラインナップを含め、先に取り組んだメリットというものがかなりでていますね。そしてプロ向けのサポートを開始するなど本格的にカメラ事業に取り組んでおり、ニコンやキヤノンにとっては本当に脅威に感じただろうと思います。
ですが、ここにきてニコンやキヤノンもフルサイズミラーレスを販売してきて、今度はソニーが脅威を感じていると思いますので、これからソニーがどのような戦略を考えているかも興味のあるところですね。
マウントというしばりはどこまでニコンとキヤノンに有利に働くのか興味のあるところです。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
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