FE 400-800mm F6.3-8 G OSSを正式発表
ソニーがFE 400-800mm F6.3-8 G OSSを正式発表しました。この記事ではソニーの新レンズについて詳しくお伝えします。
FE 400-800mm F6.3-8 G OSSの主な仕様
スクロールできます
型名 | SEL400800G | |
レンズマウント | ソニー Eマウント | |
対応撮像画面サイズ | ●35mmフルサイズ | |
焦点距離(mm) | 400-800 | |
焦点距離イメージ(mm) | 600-1200 | |
レンズ構成 (群-枚) | 19-27 | |
画角 (APS-C) | 4°10′-2° | |
画角 (35mm判) | 6゚10′-3゚10′ | |
開放絞り (F値) | 6.3-8 | |
最小絞り (F値) | 36-45 | |
絞り羽根 (枚) | 11 | |
円形絞り | ○ | |
最短撮影距離 (m) | 1.7-3.5 | |
最大撮影倍率 (倍) | 0.23 | |
フィルター径 (mm) | 105 | |
手ブレ補正 | レンズ内手ブレ補正方式 | |
テレコンバーター (1.4x) | SEL14TC | |
テレコンバーター (2.0x) | SEL20TC | |
フードタイプ | 丸形バヨネット式 | |
外形寸法 最大径x長さ (mm) | 119.8 x 346 | |
質量 約 (g) | 2475 |
レンズ構成図
MTF曲線
3月19日に発売 想定価格は約41万円
ソニーがFE 400-800mm F6.3-8 G OSSを正式発表しました。発売予定日は3月19日で、市場想定価格は41万円だそうです。
FE 400-800mm F6.3-8 G OSSはαシリーズで初となる800mmまでをカバーする超望遠レンズで、テレコンにも対応、最長で1600mmまでの撮影が可能、野鳥、野生動物、航空機などの被写体の撮影に適しており、ズーム全域で高い解像性能と超望遠ならではのボケを実現したとしています。
レンズ構成にはEDガラス6枚を含むレンズを効果的に配置し、各種の収差を抑制、周辺部までの高い解像性を実現するとともに、11枚の羽根絞りによりGレンズならではのやわらかいボケの描写が可能、最短撮影距離を広角端で1.7mを実現することで高い近接撮影性能も実現したとしています。
またオートフォーカスに関してはリニアモータを2基搭載することで、高速、高精度かつ静かなオートフォーカスを実現、α9 IIIの120コマ/秒のAF追従連写も可能、あらかじめ合焦する範囲を限定することで、特定の被写体に迅速にフォーカスすることも実現しているとしています。
というわけでついに発表された超望遠ズームですが、約41万円というのはネイティブレンズとしては比較的頑張った価格設定ではないかと思いますが、皆さんはどう思うでしょうか?
(source)ソニー
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コメント
コメント一覧 (7件)
価格はスペック比だと妥当かなとは思いますが40万に乗っちゃいましたね…
性能が200-600mmGより劣っている所が目立つと厳しい意見が飛んできそうです。
旧式とはいえVCMを2基積んでますしSSMの200-600mmGよりは速くなっていると思いたいです。描写もPPでは既にレビューが出てますが望遠側もシャープにチューニングされているようでひとまずは安心ですね。ひとまず導入して評価したいと思います。
個人的には価格は高くはないと思っています。とはいえ、当然ながら買わないです。。。
とにかく想像以上に全長が短くて(レンズ構成は見ていないですが、多分見てもわからない)、妄想が進みます。インナーズームの 200-500mm F4.5-6.3 で、全長は25cmを切れるでしょう、とか。
いつもの流れなら実売は37万くらいじゃないでしょうか? ギリギリ40万は切れそう。ソニーストアのクーポンとか使うと幾ら割引されるかはよく知りません。
とはいえ200-600からの下取買換でも20万を切ることは無く、悩ましい人もいそうですね。
このレンズはFE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSと同じ設計者の
ようですね。
恐らく写りの傾向は同じかと思います。
色消しレンズが前群にあるので持ったときに前が重いと感じるかも
しれません。
同じ設計を踏襲せず先端は集光レンズのみに改設計した方が取り扱いが
良さそうに思います。(RF200-800mm F6.3-9 IS USMのような構成)
ソニーの単焦点超望遠はそうなっていますね。(設計者は別人と思われる)
今はEマウントを使っていないので部外者になりますが、400-800mm f6.3-f8の代わりに、200-600mm F5.6-6.3+1.4倍テレコンで、280-840mm f8-9として使えば足りるのかなと思います。
少々大きく価格も高くなる割に、200-600mm F5.6-6.3+1.4倍テレコンとあまり差がないという印象です。
そして、6100万画素のα7RⅤであれば、200-600mm F5.6-6.3は、APS-Cクロップで換算900mm、2600万画素となります。そこからトリミングしても1500万画素以上残るのではないでしょうか。1.4倍テレコンすら不要に思えます。
その運用も経験済みですが残念ながらAFが遅くほとんど動かない水鳥、電車、旅客機等の乗り物がせいぜいという所ですかね。
描写も完全に緊急用といった感じで、輪郭の滲みも強くシャープさが落ちるので、仰るようにテレコン使わずに高画素機でクロップが最適かと思います。
そういう意味では400-800mmは絶妙に悩ましい選択肢を提供してきたと言えますね。個人的にAF速度を重視する人にとっては買い替える価値はありそうに思いますが…
LCさん、ありがとうございます。
ニコンZ 180-600mm F5.6-6.3は+1.4倍テレコンで、そこそこ使えたので、FE 200-600mm F5.6-6.3 G+1.4倍テレコンもある程度使えると思ったんのですが、事情が違うのですね。
ソニーがf8に拘ったのも、Eマウントカメラとのマッチングゆえでしょうか。