α1 II vs Nikon Z8
ソニーのα1 IIとニコンのNikon Z8の対決という記事が公開されています。面白い内容でしたので、この記事で詳しくお伝えします。
α1 IIがNikon Z8に対して明らかに優れている点もあれば、ニコンのほうにバランスが傾いている点もある。解像度に関してはソニーがわずかに優位だが、実用的な違いが大きいわけではない。ソニーの伝説的なAF技術はこのモデルでもさらに改善されており、この点ではNikon Z8よりも効果的だ。
しかし、元々のα1の素晴らしい8k動画はあまり進化しておらず、Nikon Z8の8k 60p RAW動画に対して劣っている。さらに悪いことに(ソニーにとっては)、Nikon Z8はα1 IIよりもはるかに高い連写性能を誇るが、これはJpegの撮影に切り替え、最終的には低解像度になるため、明らかな「勝利」とは言えない。
しかし、この比較において最大の要因となるのは価格だろう。α1 IIは依然として最も高価なフルサイズミラーレスカメラであり、このカメラとNikon Z8の間の大きな価格差は説明することが難しい。すべてを考慮すると、ソニーの先進的なAF、洗練された手振れ補正、30コマ/秒のRAW撮影が総合的に見て優れたカメラと主張することもできるかもしれないが、明らかな勝利というわけではなく、価格差は非常に大きい。
機能が印象的なα1 II
ソニーのα1 IIとニコンのNikon Z8のスペック対決に関する記事が公開されています。センサー、オートフォーカス、手振れ補正、メモリカードなど、それぞれ機能的な比較となっていて詳細に説明されていますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
さて、ソニーのα1 IIに関しては手振れ補正がZ8よりも優秀らしいこと、そして依然としてニコンよりも優れたオートフォーカス性能があり非常に印象的だとしています。
従って機能的にはα1 IIが優位に立つ機能が多いようですが、8k動画などZ8に劣る部分もあり、機能的にはそれぞれ強みと弱みがあるとしていますが、その中でもやはり指摘されているのは価格の違いのようですね。イギリスではNikon Z8はα1 IIのおよそ半額で購入できることから、Z8の機能をこの価格で手に入れることができると考えると、なかなか比較は難しくなってくる様子が文章からわかります。
別のレビューではα1 IIについてはできるだけ失敗する可能性を低くしたいプロフェッショナルなカメラマンにとっては必要なカメラで、いわゆる「プロフェッショナル税」のような価格になっていると評価したものがありましたが、確かにやや高い感じもしますね。
そして今後はニコンが新しいイメージプロセッサや新しいAIプロセッサを採用することで、どこまでAF性能を向上させてくるのか見物といった感じですが、率直にいってカジュアルに撮影を楽しむ一般的な趣味層にとっては、もうこれ以上のAF性能は必要ないようにも思えます。やはりプロフェッショナルの要望はすごいですね。
さらに「Nikon Z70には この4機能は絶対に必要だがZ70が登場する可能性は低い」ではNikon Z70が登場する可能性について詳しくお伝えします。
| センサーサイズ | 35mmフルサイズ Exmor RS CMOSセンサー |
| 画素数 | 約5010万画素 |
| センサークリーニング | アンチダスト |
| イメージプロセッサ | BIONZ XR |
| AIユニット | AIプロセッシングユニット |
| 手ぶれ補正 | イメージセンサーシフト方式5軸補正 |
| 補正効果 | 8.5段 |
| 高速連続撮影 | 電子シャッター時:最大約30コマ/秒 メカシャッター時:最大約10コマ/秒 |
| 動画撮影 | 8k 30p、4k 120p |
| シャッター速度 | 電子シャッター:1/32000-30秒 メカシャッター:1/8000-30秒 |
| フラッシュ同調 | フルサイズ:1/400秒 APS-C:1/500秒 |
| ISO | ISO 100 – 32000 拡張:50、102400 |
| フォーカスポイント | 最大759点 |
| EVF | 0.64型 943万ドット |
| 背面液晶 | 3.2インチ 209万ドット バリアングル |
| メモリカードスロット | SD、CFExpress Type Aデュアルカードスロット |
| サイズ | 約136.1 x 96.9 x 82.9 mm |
| 重量 | 約743 g(バッテリ、メモリ含む) |
(via)DigitalCameraWorld
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