28-105mm F2.8 DG DN | Artレビュー
シグマが先日発表された28-105mm F2.8 DG DN | Artのレビューが公開されています。この記事では28-105mm F2.8 DG DN | Artの評価について詳しくお伝えします。
予想通り、28-105mm F2.8 DG DN | Artを数週間にわたり使用して撮影している間、望遠端で追加された35mmが非常に役立った。そして、広角端では24mmがあればいいなと思ったが、それが本当に必要だと感じたのは1回だけだった。
このレンズは少し大きくて重たいが、105mm f/2.8で撮影できる瞬間や、その次の瞬間に28mm f/8で撮影できる被写体を発見すると、それらの問題はすぐ忘れてしまう。非常に汎用的なレンズだ。そして、もし帰宅しても、何かネガティブな感情が残っているなら、画面に映し出された画像をみればそれも消え去ってしまうだろう。
このレンズが生み出す結果には非常に満足している。最初のテストの頃、プロフェッショナルの建築内部の撮影、ポートレート、そして夏のキャンプでの素早く動く子供たちの記録のために使用したが、すべてのケースで非常に優れた性能を発揮した。次にシグマの優れたArtシリーズから何を望むべきかを決めるだけだ。
- 長所
- 風景からポートレートまで様々な角度を提供する便利な焦点距離
- 優れた歪みの制御
- 明るい絞りにより浅い被写界深度と低照度での撮影が可能
- 素晴らしい製造品質とデザイン
- とてもお得
- 短所
- 少し重い
- 通常の標準ズームより少し大きい
- ズームリングが少しかたい
シグマは他とは異なり、より良いものをめざして絶え間ない努力を重ね、105mmの望遠端と一定の解放f/2.8を組み合わせた標準レンズを生み出した。また競合製品のほとんどがf/4まで解放絞りの24-105mmレンズを提供しているのに対して、この独立系のレンズブランドは、あらゆる焦点距離で1段分の光量の追加を提供し、その追加料金はかからない。このため、このレンズはEマウント、Lマウント用の最も珍しく最高のレンズの一つとなっている。
AFは無音で速度も困らない
シグマの28-105mm F2.8 DG DNのレビュー記事が公開されています。レビューでは、28-105mm F2.8 DG DNは画質もよく素晴らしいレンズと評価されています。しかし、重量は1kgを切っているもののやや重く、カメラバッグ内では嵩張るとしていますね。また105mmまでズームすると、レンズが4cmほど飛び出るとしています。また、他のレンズの24-70mmほどシャープではないが、f/4まで絞れば解像度は非常に優れたものになるとしています。
標準ズームを利用していて、もうちょっと望遠側が欲しいと思うことが多い人にとっては、かなり便利に利用できるレンズになりそうですね。広角端が28mmであることを気にする人もいると思いますが、このあたりは撮影スタイルや好みになるので、28mmより短い焦点距離で撮影することが多い人にはマッチしないかもしれません。
それでも旅行などに持って行く明るいレンズとしては非常にいいのではないかなと思いますね。
(記事元)AmateurPhotographer
- シグマがまもなく新レンズを発表!? 大口径望遠単焦点レンズが登場か
- SIGMA BFは見逃すかもしれない被写体を持ち歩きながら探し撮影するカメラ
- シグマ300-600mm F4はNikon Z9の使用で15コマ/秒制限を突破できる(条件あり)
- カメラの常識に挑戦するSIGMA BFが伝統的ライカを超えられない理由とは??
- SIGMA BFの実機レビュー “SIGMA BFはライカを凌駕するカメラ”
- シグマ “フルサイズFoveonの発売は2025年内には難しい状況”
- シグマ 年内にArtレンズを複数発表へ 1本は35mm f/1.2レンズの後継
- SIGMA BFは20年愛用できるデザインを頼んだ カメラへの反応は驚くほど好意的
- シグマ ソニーカメラの15コマ/秒制限についてのインタビュー
- SIGMA BFの月産台数が判明か 24時間フル稼働で月産270台ほどの可能性
コメント