23mm F1.4 DC DNレビュー
シグマの23mm F1.4 DC DN | Contemporaryはどのように評価されているのでしょうか?23mm F1.4 DC DN | Contemporaryに関するレビューをみてみましょう。
テストしたシグマとXF 23mm f/1.4 R LM WRとの比較は、私たちのまとめの中で最も重要なニュースであるはずだ。間違いなくシグマは恥じることはない。開放f値近くで解像性が少し低く、コマ収差のレベルも顕著に高いのは事実だが、それはより良い歪みの補正、低い非点収差、少ない口径食、そして明るい光源に対する良い性能によってバランスが取れたものとなっている。これら全てが500ドル(Eマウントで550ドル)でフジノンレンズの価格から約400ドル安い。
価格的に対極にはViltrox AF 23 mm f/1.4 XFがおり、その価格は300ドルだが、このレンズは中心部で強く絞った後に解像性が少し向上し、歪みも少ない。それでも周辺部の解像性が悪かったり、コマ収差が非常に大きかったりするなど大きな欠点がある。
- 長所
- 中央部の優れた画質
- 周辺部の非常に良い画質
- 無視できる程度の縦色収差
- 横方向の色収差はほとんど感じられない
- 球面収差には顕著な問題はない
- 低い非点収差
- 適切なボケ
- 明るい光源に対する適切な性能
- 静かで高速で正確なオートフォーカス
- 良好なコストパフォーマンス
- 短所
- 大きなフォーカスブリージング
- 大きなコマ収差
今回のレビューでは、シグマの23mm F1.4 DC DN | Contemporaryと、富士フイルムのXF 23mm f/1.4 R LM WRと、ViltroxのAF 23mm f/1.4 XFが比較されています。記事元には豊富なサンプルや詳細なレビューがありますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
XFレンズとの比較では開放f値で周辺部の解像度が低く、コマ収差が大きいとしていますが、価格が400ドルほど安いことや、その他の収差がよく修正されバランスが良く、コストパフォーマンスに優れているとしています。
Vilrtoxとの比較ではViltroxの価格は非常に安いが、やや強く絞り込まないと中央部の解像性はシグマのレンズより良くはならず、周辺部やコマ収差が大きいなど問題をやや抱えているようです。そのため、やはりコストパフォーマンスで考えると、すべてのレンズのなかでシグマのレンズがお勧めとしていますね。シグマとViltroxの価格差は200ドルほどということなので、その差だったら価格的には妥協できるようです。
23mm F1.4 DC DN [フジフイルム用]は現在の最安値で4万9800円となっていて、大口径のレンズとしては比較的安い価格で購入できますし、定番の焦点距離なのでAPS-Cミラーレスではかなり便利に利用できるのではないでしょうか?ただ、少し大きいですが開放f値がf/1.4なら仕方がないかもしれません。
(記事元)LensTip.com
- シグマの28-45mm F1.8 DG DNは記録的な解像度で性能を考えれば価格は妥当
- 10月25日のSIGMA fp 記念イベントは”怪しい” 後継機種発表があるのではないか!?
- シグマ 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS | Sportsの新ファーム公開 120コマ/秒に対応
- シグマ 28-45mm T2.0 Cine AFの画像が公開 シグマ初のシネマレンズ
- シグマ 35mm F1.4 DG DNはほとんどの基準でぐれた結果を生み出す
- シグマ 28-105mm F2.8 DG DNはE/Lマウントで最も珍しく最高のレンズだ
- SIGMA 28-105mm F2.8 DG DN | Artのサンプル画像 RAWもあります
- シグマ APS-C対応10-18mm F2.8 DC DNにRFマウント用を追加 10万7800円
- シグマ 28-105mm F2.8 DG DN | Artを正式発表 公式価格27万5000円
- 英国シグマが28-105mm f/2.8レンズのプレスリリースを既に発送か?? 誤発送??
コメント