キヤノン RF35mm F1.4 L VCMを正式発表
先日から噂されていたRF35mm F1.4 L VCMが正式発表されました。どのようなレンズなのでしょうか?
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RF35mm F1.4 L VCMは、新しいLレンズシリーズのレンズで、静止画、動画撮影者の幅広くターゲットにしており、非常に適切な広角の範囲、明るいf/1.4の開放絞り、優れた光学設計を組み合わせている。フルサイズカメラでこのレンズを使用することにより、数十年間にわたってフォトジャーナリズムやストリートフォトで使用され、結婚式の撮影で非常に人気のあるやや広角の外観が得られる。動画撮影では、専用のマニュアル絞りリングと、ほぼ無音の新しいリニアフォーカースモーターであるVCM(ボイスコイルモーター)が本当に真価を発揮する。VCMはフローティングフォーカスユニットのナノUSMと連動し、信じられないほど高速なオートフォーカスを発揮する。そして最後に、この非常に多機能なレンズではフォーカスブリージングがほとんど目立たない。
焦点距離 | 35mm |
最大絞りと最小絞り | f/1.4 – f/16 |
レンズマウントタイプ | RFマウント |
対応カメラ | Canon EOS Rシリーズ、APS-Cおよびフルサイズ |
最短撮影距離 | 0.28m(11.0インチ) |
最大倍率 | 0.18倍 |
最短焦点距離での視野 | 約195mm × 130mm(7.7インチ × 5.1インチ) |
画角(対角) | 約63度 |
レンズ構成 | 11群14枚 |
特別な要素 | UDレンズ(2枚)、非球面レンズ(2枚) |
レンズコーティング | キヤノンASC(エアスフィアコーティング)、SSC(スーパースペクトラコーティング)、フッ素コーティング |
フィルターサイズ直径 | 直径67mm |
絞り羽根 | 11 |
画像安定化(ヨー/ピッチ方向) | EOS R3による協調制御なしで7.0段の手持ち手ブレ補正 |
フォーカス駆動システム | キヤノン ナノUSM(超音波モーター)とVCM(ボイスコイルモーター) |
フルタイムマニュアルフォーカス | はい |
最大外径×長さ | 約ø3.0インチ×3.9インチ(ø76.5mm×99.3mm) |
重さ | 約19.6オンス/1.2ポンド/555g |
キヤノンか新しいレンズシリーズとなるハイブリッドレンズを海外で発表しました。国内発表はまだのようです。6月27日の発売予定で、価格は1499ドル、記事執筆時点の為替レートで約23万円です。
このレンズはフローティングフォーカスにナノUSMを採用、リアフォーカスにボイスコイルモーターを採用し、高速で静かなオートフォーカスが可能で動画に最適だとしています。また、フルタイムマニュアルフォーカスが可能で、動画撮影時のマニュアルでの操作をサポートするようです。
キヤノンは同時にシネマEOS C400を発表しておりRFマウントのシネマカメラのラインナップの拡充とともに、それで使用するレンズの拡充も目指している様子がわかりますね。
(記事元)キヤノンUSA
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コメント
コメント一覧 (2件)
ボイスコイルモーターとナノUSMの併用でしたか。製品ページのGIFを見ましたが物凄い速さです。F1.4に留めたおかげか比較的小型軽量安価(競合他社と大きく変わりませんが)ですし。
EF版から見劣りするのは最大撮影倍率くらいでしょうか。BR素子が入ってなさそうなのも気になるものの、結果的に収差が出ていないのなら問題にはならないですね。
まだ国内では発表されていませんが動画も重視しているようで
アイリスリングが装備されていますね。
RF24-105mm F2.8 L IS USM Zに次いで2本目ですね。