Nikon Z fレビュー
Nikon Z fのレビュー記事が公開されています。レトロデザインは意見がわかれるところかもしれませんが、どのように評価されているのでしょうか?
クラシックなフィルムカメラのFM2に慣れ親しんでいるニコンユーザは、このフルサイズデジタルカメラでのオマージュを目にして、その品質、魅力的なレトロデザイン、そしてすべての高品質な真鍮製のダイヤルや、その他の操作部の高い実用性にすぐに魅惑されることだろう。レトロなアプローチは、APS-CセンサーのZ fcで成功し、フルサイズセンサーとより頑丈な金属構造により、必然性に高くなる価格を補っている。ニコンは今回もまた、高い品質とスタイリングを、しかも非常にリーズナブルな価格で提供することに成功した。
Nikon Z 6IIよりもわずかに安価で、ほぼ同等の結果を得られるかもしれないが、その差はごくわずかであり、Nikon Z fのフォームファクターが決め手となるだろう。Nikon Z fは独特なレトロな魅力があり、FM2そっくりのカメラに期待されるだけの堅牢さを備え、非常に優れた結果を生み出す。操作性もよく、そのスタイルと操作性が写真家に合えば、ぴったりのカメラであり、長年にわたって良好なサービスを提供し、また時間の経過とともに魅力的に風合いが加わっていくカメラとなるだろう。
強くおすすめする
- 長所
- 優れた画像品質
- 高速操作
- クラシックなレトロスタイル
- 素晴らしいZレンズのラインナップ
- 防塵防滴性能
- 優れたビルドクォリティ
- 優れた動画品質
- 優れたエルゴノミクスと全般的な取り扱いのよさ
- 良好な価格
- 短所
- 異なるコントロール類はすべての人にはあわないかもしれない
Nikon Z fのレビュー記事をePHOTOzineが公開しています。サンプル画像や詳細なレビューがありますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
レビューでは優れた性能があり、カメラのボディも金属製で、直感的にマニュアル操作できるところなどは評価されているようですね。一方で、このカメラはコントロール類が現代的なデザインのものではないので、そのあたりについては意見が分かれるかもしれないとしています。
このレビューではNikon Z 6IIと同じ結果が得られるかもしれないとしています。しかし、これは画質面だけのことを述べているように感じます。Nikon Z fにはZ 6IIにはない被写体認識性能や、その他の機能があります。そう考えればZ 6IIと画質面では同じものが得られるかもしれませんが、機能的にはZ fのほうが上だと考えられることは抑えておかなければならないかもしれません。またZ fの機能向上により結果を正しく得られる確率も高まるだろうと思います。
さらにNikon Z fの納期について「Nikon Z fの納期約6ヶ月と判明 ヨドバシでは売れ筋No.1」にて詳しくお伝え。
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(記事元)https://www.ephotozine.com/article/nikon-z-f-review-36693
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コメント
コメント一覧 (9件)
バリアングル液晶なのがただただ残念ですよね
それ以外は文句なし
バリアングルは液晶をひっくり返すことでヘリテージなデザインに寄せることが出来るという意見の一方で、ヒンジ部分が不恰好、スチル用途では光軸からズレるとの反対意見もありますね。Z fのようなファッショナブルなカメラゆえの悩みですね。とはいえ現状売れてる訳ですからバリorチルは消費者において大きな問題になってないということなのでしょう。
個人的には肩液晶、Zfのようにダイヤルで各種設定が確認できる筐体であれば、液晶モニターはキズ防止の面でも収納出来る方がありがたいので、上位機種も全てバリアングルで統一してもらいたいですね。とはいえZでは4軸チルトが支持されてますから叶わぬ願いです。光軸のズレ云々は慣れです。
バリアアングルでダメな理由がさっぱりわからないですねぇ
光軸? ファインダー覗けばいいんじゃないですかね
超低い位置ばっかり撮ってる身としては、バリアアングルいいですよ
雨降ってるときとかうつぶせに寝るのちょっとためらっちゃうし
バリアンの欠点(光軸ズレ、開く手間など)は慣れや工夫でどうにかできても、2軸チルトの欠点(縦位置ハイ/ローアンなど)はそれじゃ覆しにくいと感じます。
縦位置ローアンなんて一生撮らないって人なら2軸チルトが最適ですが、市場全体を考えてバリアンにしたのかなと。LCさんの仰ったデザイン面もあるでしょうし。
ヒンジ部はどうにかできた気もしますが、ボディの薄さを優先した結果でしょうか。
いっそ、これを機にバリアン慣れにトライしてもいいのかも?
デザインは好みもあって難しい面があると思っていますので、その他も含めZfが色々いわれるのはしょうがないのでしょう。個人的にも、ニコンのデザイン部門が、がんばって知恵を出し尽くしているようには見えていません。ですが、新機能他も入れての魅力を高めての投入ですので、今後どのような売れ行きを見せ続けるのか楽しみです。絶対的価格は高い(レビューは低価格といっていますが、これも観点に寄るのでしょう)ですし、Zfcはその点は気軽そうで、Zfcの売れ行きも含めてどうなるかも問題そうでもあり、それぞれの後継機がどうなるのか? 他社もどう出るのかに影響があると思っています。とにかく好発進で、α7CⅡとR8との対決もどうなるか、非常に楽しみです。
この質感と画質、機能の詰め込みにも関わらず実売26万円台で出せたのは、撮像素子を従来型に据え置いたのが大きいのかと思います。
今後も孤高の存在であって欲しいカメラですね。
シグマのiシリーズが対応してくれたな似合いそう。
個人的にはグリップが無い(エクステンション付けても)のと、ユーザープロファイルが無いことで、撮影スタイルは限定的となっています。
必要なら他のカメラを使うので、それはそれで良いですが。多分28mm固定になりそうです。
液晶の可動方式については長年議論が尽きず、好みが別れる正解のない課題であることが分かってるので、そこに意見が集中する、というのは
ある意味それ以外の点では広く受け入れられる製品設計に成功したことの裏返しかと思います。
実際、マイクロSDを採用してでもバックアップを取れるようにしたあたりに、開発チームが趣味性の高いコンセプトの中にもいろいろな要素を両立させようと苦心したところが見て取れます。
レンズについてももう一声 Z f に最適なものが欲しい所ではありますが、NIKKOR Z 26mm や 40mm の SE 版は今思えば Z f に向けての布石だったのですね。Z fc ユーザーも置き去りにしないように DX 24mm f/1.7 を先に出していたのも心憎いところです。
レビューの内容は妥当なものかと思いました。
自分ではボディが10万円未満の機種しか買わないので対象外ですが
クラシックなレトロスタイルのカメラを1台ぐらいは持って見たいと
思いますね。
液晶モニターはバリアングル式がどの方向にも向けられるので
自分で使うにはこの方式がいいです。
特に天体望遠鏡に取り付けた場合は便利です。