LUMIX G9IIレビュー
LUMIX G9IIのレビュー記事が掲載されています。最新のパナソニックのカメラはどのような評価となっているのでしょうか?
それではみてみましょう。
LUMIX G9IIを見過ごすのは簡単かもしれない。何しろ、このカメラは前モデルのおよそ2倍の価格のマイクロフォーサーズカメラで、多くのフルサイズモデルと同じ大きさだ。しかし、私にとってこの議論はまったく見当違いだ。実際にはG9と大きさはほぼ変わらず、本体は狭苦しさを感じることなく総合的なコントロールを配置するスペースを提供している。同様に、S5IIのデザインと技術を共有することで、パナソニックはこの先進的なマイクロフォーサーズカメラを、別の小型なボディを使用した場合よりも低価格で市場に投入することができただろう。
一部の人々はフルサイズミラーレスシステムがすでに確立している今、マイクロフォーサーズにまだ意味があるのか疑問に思うかもしれない。小さいセンサーが特定の状況で実用的なデメリットをもたらすことは事実であり、もし暗い光の中で動く被写体を撮影することがよくあったり、浅い被写界深度を求めているなら、最良の選択にはならないかもしれない。代わりにマイクロフォーサーズの強みは、他のところにある。特に、多くの状況でS5IIのようなフルサイズカメラと区別するのが難しいぐらいの画像品質を、より軽量で携帯性のあるシステムで組み立てる能力を提供することだ。
その鍵となるのは、マイクロフォーサーズが光学的な品質や製造品質に妥協することなく、より小さなレンズを可能にする方法にある。これはパナソニックの素晴らしいLeica DGラインナップによって実現されている。これらは小さなサイズと優れた光学性能を組み合わせ、魅力的なレンズを提供している。私はほとんどの時間を8-18mm f/2.8-4、12-60mm f/2.8-4、100-400mm f/4-6.3のズームレンズを装備したG9IIを持ち歩き、合計重量2.3kgで16-800mm相当の範囲を利用していた。これは大きなセンサーのシステムでは、この性能には到底及ばない。そして、もしパナソニックが提供するレンズが気に入らなければ、オリンパス/OMシステムの同じくらい素晴らしいM.Zuikoレンズと組み合わせることもできる。
全体的にみてG9IIはまさに素晴らしいカメラであり、数週間使用してみると、私がマイクロフォーサーズをこれほど好きな理由を思い出させてくれた。最新の技術にアップグレードしたい既存のマイクロフォーサーズユーザにとっては、明らかにお勧めでき、OM-1に対する非常に強力の代替品である。しかし、同様に携帯性があり非常に高性能なシステムを組み立てることに興味がある人にとっても、フルサイズの宗教から自分自身を切り離すことができるならば優れた選択肢となるだろう。
LUMIX G9IIのAF性能は競合他社に引けをとらない
LUMIX G9IIのレビュー記事をAmateurPhotographerが公開しています。上記はまとめ部分になります。この他のさらに詳細なレビューやサンプル画像もありますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
記事ではG9IIはフルサイズのカメラとほとんど同じ筐体を利用しているためサイズが大きいが、そのぶんコントロール類が充実していると述べています。またAFは像面位相差AFで最新の被写体認識機能を搭載しているため、オートフォーカスは大幅に進化していると判断しているようです。
空を飛んである鳥にも正確にフォーカスを合わせることができたということで、競合他社のAF性能と遜色がなくなっていて、非常にうまく機能すると評価されているようです。
ただし高感度耐性にはあまり強くないようで、ISO800からノイズによる画質の劣化が顕著になるとしていますね。なので暗い場所で動く被写体を完全に止めたい場合には、高ISOを使わざるをえず、そうするとノイズが多くなってしまうようです。このあたりは、どのマイクロフォーサーズでもほとんど同様なので仕方がないのかもしれません。
G9IIのAF性能は、以下の動画をみると、迷うことなく被写体に素早く合焦して素晴らしいことがわかると思います。ただしこれは動画なので静止画の性能はどうなるかは、わかりません。
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コメント
コメント一覧 (1件)
G9Ⅱで残念なのは、積層型センサーを採用しなかったことではなく、裏面照射型ではない点ですね。
センサーを裏面照射型にすれば、2500万画素でも、もう少し高感度性能が上がったと思います。