M.Zuiko 12-40mm F/2.8 PRO IIレビュー
M.Zuiko 12-40mm F/2.8 PRO IIのレビュー記事が掲載されています。どのような評価となっているのでしょうか?
それでは記事をみてみましょう。
このレンズに関して、小さいマイクロフォーサーズセンサーが原因となり回折の問題を発生させている兆候はない。すべての絞り値、すべての焦点距離の範囲でシャープさを維持したままである。過去にこのズームレンズは、このレンズの焦点距離の範囲内の単焦点レンズと同様の性能があると多くの主張があったが、この場合は間違いなくそうだ。
このコストは、わずかに高い価格と、鏡筒が大きくなることだが、レンズはさほど重たくないので後者の点については問題にならないかもしれない。このことは、マイクロフォーサーズのレンズのコンパクト性の利点を確認することができる。よりコンパクトな12-45mm f/4という選択肢を選択し、300ユーロを節約できる人もいるかもしれないが、さらに価格が高いが驚嘆するレベルの性能のあるレンズと検討する必要がある。
- 解像性 驚異的>素晴らしい>とても良い>良い
- 12mm
- 中央部はf/2.8-8まで驚異的で、f/11は素晴らしく、f/16でとても良く、f/22で良い
- 周辺部はf/2.8で驚異的で、f/4-11まで素晴らしく、f/16でとても良く、f/22で良い
- 14mm
- 中央部はf/2.8-8まで驚異的で、f/11は素晴らしく、f/16でとても良く、f/22で良い
- 周辺部はf/2.8-11で素晴らしく、f/16でとても良く、f/22で良い
- 25mm
- 中央部はf/2.8-8まで驚異的で、f/11は素晴らしく、f/16でとても良く、f/22で良い
- 周辺部はf/2.8で素晴らしく、f/4とf/5.6で驚異的、f/8とf/11で素晴らしく、f/16でとてもよく、f/22で良い
- 40mm
- 中央部はf/2.8-8まで驚異的で、f/11は素晴らしく、f/16でとても良く、f/22で良い
- 周辺部はf/2.8で素晴らしく、f/14で驚異的で、f/5.6-11で素晴らしく、f/16でとても良く、f/22で良い
- 色収差 補正off
- 色収差は焦点距離全体で非常に低く、通常の写真で色収差はない
- 歪み
- 歪みは非常に低い
- 12mmで-0.65%、14mmで-0.03%の樽型 25mmで+0.04%、40mmで+0.04%の糸巻き型
- 好きなところ
- 驚異的な解像性
- 適度な色収差
- 歪みはほとんどない
- 適度な口径食
- IP53の防塵防滴性能
- 高速で静かなAF
- 滑らかなボケ味
- 最小限のフレア
- 最短撮影距離
- 好きでないところ
- ハイエンドの価格
- わずかに引っかかりのあるズーム操作
驚く解像性のレンズ
レビューには詳細な解説やグラフ、サンプル画像などもありますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
さて、レビューによればM.Zuiko 12-40mm F/2.8 PRO IIはかなり素晴らしいレンズのようです。デジタル補正なしでも色収差はほとんどなく、歪みもわずかでフレアにも問題がないようです。そして、すべての焦点距離、開放f値で素晴らしい解像性があると評価されています。
その性能は、単焦点レンズ並ということで、かなり高い評価のレンズですね。価格もマイクロフォーサーズのレンズのなかでは高いのかもしれませんが、それでも記事執筆時点の最安値は9万1630円となっているので、比較的入手しやすい価格といえそうです。
重量も382gと軽いのにf/2.8通しということで、標準ズームとしては欲しいレンズの一つとなると思いますね。ちなみに、現在、人気のようで、すべてのショップで在庫なしになっています。売れているのも理解できるところですね。
(記事元)https://www.ephotozine.com/article/om-system-m-zuiko-12-40mm-f-2-8-pro-ii-lens-review-36458
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コメント
コメント一覧 (1件)
旧型とは光学性能は同じだったはずなのですが。旧型は12-100mm F4に比べるともっぱら甘い解像度という評価が多かったような。
テストするボディが変わると解像が良くなるというのはよくあることですが。