Z7はD850と同等ですが、ちょっとだけ得点が落ちるという結果のようです。
Nikon Z7のセンサーはD850のセンサーと結果が似ているが同じではないことが興味深い。この多少の違いはイメージセンサー上にオートフォーカス用の象面位相差センサーがあることによるものである可能性がある。Z7の性能は全般的に良く、そしてより高いピクセル数(それにより細かなディテールを記録できる)との組み合わせと、センサーの素晴らしい色深度は目が非常に満足する画像を作ることができることを意味する。優れたダイナミックレンジによって、Z7は自然撮影写真家、ウェディング写真家、そして熱心な刃マチュアにとっていい選択となるカメラにみえる。
(記事を一部意訳しています。画像クリックで拡大します)
Nikon Z7のDxOMarkスコアが公開されています。DxOMarkスコアとはDxO社が独自に計測して公開するカメラのセンサーに関する性能を数値化したもので、カメラ界隈ではかなり有名なスコアとなります。この結果が良いほどいいセンサーを搭載したカメラということが言えると思います。
その結果によれば、Z7は全体的なスコアで99スコアでD850、a7R IIIに続いてフルサイズセンサーで3位を獲得したようですね。D850とa7R IIIは100スコアですので1スコア違いということになりますが、このあたりはもはや誤差ともいってもいいレベルだと思いますので、D850などと同等のセンサーを搭載するカメラと考えてもよさそうです。上記の画像にあるカメラはスコアで5程度しか違いませんので、どれもほぼ同じ性能のカメラといってもいいかもしれませんね。ちなみに、Nikon Z6は95スコアでフルサイズセンサー全体の10位となっています。これも十分に良いセンサーということがいえそうですね。
ところで、D850とZ7はほとんど同じセンサーを搭載しているように思えますが、Z7のほうが像面位相差センサーのため画質が悪くなっている可能性があると記事では述べられています。それはなぜでしょうか?
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通常、像面位相差センサーは、CMOSセンサーの1ピクセルと置き換える形で搭載されていると言われています。つまり、センサーが液晶のドット欠けのような状態になっていて、そのドット欠けの部分は上下左右などのピクセルから類推して埋めていくという作業が必要になります。
そのためすべてがセンサーになっているD850と同じようなセンサーなのにD850よりも若干画質が落ちる可能性があるということになっているようですね。
というわけですが、レビュー等ではD850と同じような画質では?と言われていましたが、す公的にはほとんど似ているのでそのレビュー結果は正しいということがいえそうですね。D850と同じ画質でありながらシステム自体が小さいので、記事にもあるように動体以外の撮影であれば十分に活躍してくれそうですね。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
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