OM-1レビュー
■ 好きなところ
・魅力的な色で、このフォーマットとして素晴らしい画像品質
・このセンサーサイズで素晴らしいダイナミックレンジで、編集に柔軟性を与えてくれる
・完全なオートフォーカスのある50コマ/秒の撮影
・高速で反応性の高いオートフォーカス
・よく動作する被写体探知AF
・強力な手ぶれ補正のある印象的な10bit 4k動画
・よいカスタマイズのレベル
・特定の撮影シーンにおける興味深い一連のマルチショットモード
・USBを通じた操作、充電が可能■ 良くないところ
・残念なままのコンティニュアスAF
DPReview
・AF機能の設定がうまくインターフェースに割り当てられていない(例えば、顔認識AFがAFポイント設定と別になっている)
・8bitビデオが10bit(LOGまたはHDR)から解像性が大きく劣る
・設定変更できるべきなのにできない二つのポジションレバー
・手持ちハイレゾ撮影モードでモーション補正機能がない
・充電器が同梱されていない
OMデジタルのOM-1のレビュー記事が掲載されています。レビューはかなり詳細な内容でしたり、サンプル画像もあったりしますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
レビューによれば、マイクロフォーサーズというセンサーサイズによってどうしても発生してしまう問題は仕方がないとしながらも、画質、手ぶれ補正、耐候性、AFの速度と正確性が向上して素晴らしいカメラとなっているとしていますね。
小型化に有利なマイクロフォーサーズ
記事では、OM-1と同価格のフルサイズセンサーのカメラには画質的には敵わないとしています。当然ですが、画素数も異なりますし、画素数が同じであればフルサイズセンサーのほうが高感度耐性に強くなり結果的にノイズが少なくなったり、ダイナミックレンジが向上します。
このあたりは物理的にどうしようもないところですが、センサーサイズが小さい分、レンズを小型化したり、低価格なレンズとして発売することができます。なので負担なく大きなレンズを利用できたり、大口径なレンズを低価格で購入し利用できる可能性があるということも考えられます。
なので単純なカメラやレンズのハードウェア的な仕様ではなく、実際に運用したり、実際に購入するために捻出することができる資金などを総合的に考えて、自分にとって一番いいカメラやレンズを決める必要があると思いますね。そのなかで、より廉価で小さな機動性の高いカメラとして利用できるマイクロフォーサーズというのはいい選択肢になるのではないのかなと思います。
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コメント
コメント一覧 (1件)
これ使っていますが、荒削りが多いですね。フリーズ問題はファームウェアのアップデートが出るようですが、残念なままのコンティニュアスAFと筆者が述べているとおり、被写体認識システムと実際のAFシステムが連動しておらずピンズレが生じます。
これについては、メーカーで対応中とのことですが、フリーズ問題にしても発売前にテストしていればアマチュアでも容易にわかるバグです。
分かっていながら発売を優先したとすれば問題ですが、逆に十分なテストもせず気が付かずに発売したとしても問題です。会社が変わって徹底した効率化優先なのかとは思いますが、AF問題はメーカーが不具合を認めて対応中であれば、その重要性からその旨をHP上に告知しておくべきかと思います。