Full HDの動画撮影機能の一部が削除されているようです。
私はビデオを撮影する人ではなく(それも最近は変わってきている)、そしてビデオ機能をカメラに実装するまでキヤノンは予想以上に間違っていると思っている。彼らは心配の不要なクリエイティブなツールができることを望んでいるので、カメラからこのビデオ機能を無くすことは多くの信頼性と利便性を足なっていると確信している。このようなことや、カメラの仕様の内容がさほどよくないときでも、誰もがキヤノンは恐らく勝者であることは認めていると考えている。
私はキヤノンは飲食店のようにカメラのラインナップを維持しようとしていることを確信している。私が尊敬していたスティーブジョブスの哲学は「ラインナップを重複しないようにしたら、他社がそれをやってくる」というものだった。だが、この発言は別の時代のものだ。
いま我々にはEOS RPがあり、この小さいフルサイズミラーレスカメラは静止画撮影には最高にみえる。動画を撮影する人にはEOS M50にフルサイズセンサーとRFマウントが搭載されたものが本当に期待されていたし、私が思うにその期待は完全に正当化できるものだと思う。だれも像面位相差センサーと120fpsの8kカメラを1299ドルで期待していなかった。その一方で、既存のEOSのラインナップの機能より劣ることは期待していなかった。
一体どうして、キヤノンは二つのシンプルで有用な機能をEOS RPから無くしたのだろうか?
1080p 24fpsの撮影機能がない。どのキヤノンのカメラは、長いこと私の覚えている限り、その機能が搭載されていた。この機能がないことは技術的な理由ではなく、単純にソフトの問題だ。言うまでも無く、像面位相差で4k 24fpsの撮影機能を得られる。
二つ目の問題は、EF-Sレンズを装着したときの動画解像度が720pに落とされ、1080pの動画撮影解像度を失うことだ。これもまたキヤノンのおかしな決断だ。
この二つの問題はファームウェアのアップデートで解決するだろうか?完全に解決する。キヤノンはそれをするだろうか?それはユーザが大きく主張した場合だろう。
キヤノンはときどきファームウェアの更新で機能を追加してきたことがある。かつてEOS 5D Mark IIとEOS 7Dで大規模な機能追加がみられたし、多くの人々がEOS RPでも同様の対応を望んでいると私は考えている。
キヤノンはこのサイトがそれほど好きではないので、たぶん私の発言は彼らには届かない。しかし、キヤノンはユーザの声ならば聞くだろう。あなたができる方法で声を揚げて届けることができれば、キヤノンに二つの間違ったことを直させることができるかもしれない。
(記事を一部意訳しています)
海外ではキヤノンがEOS RPが動画撮影機能を劣化させたことに対して、失望の声が上がっています。
最近はレンズ交換式のカメラで動画を撮影する人が増えています。それは通常のビデオカメラよりも一般的にセンサーサイズが大きく、画素数も多いので、よりキレイに撮影できるビデオカメラを安価で手に入れることができるからです。なので、特に個人の映画制作者や、映像制作者などが一眼レフを利用するようなことも多くなっていますね。
その人たちにとっては、カメラで撮影できる動画フォーマットが重要になるわけですが、残念ながらEOS RPではせっかくの安価なフルサイズミラーレスなのに、フルハイビジョンの1080p 24fpsの動画が撮影できないとして不満が高まっているようですね。
この解像度についてですが、私も動画関連については詳しくないので想像ですが、EOS RPではFull HDの25pの動画録画に対応しているので、24pの撮影にも当然対応できる能力はあると思われます。この1080p 24fpsというのはもっともよく利用されるフレーム数です。それ以外のフレーム数で撮影すると、時間がズレたりしてしまうのでそのあたりを穴埋めしてあげる必要があるそうです。
ですが、一般的によく利用されている同じフレーム数で撮影できれば、そういう問題がなく撮影したものを公開できるわけですが、今回のEOS RPでは残念ながら、その最も利用されてるフォーマットで動画が撮影できないということのようですね。
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その理由については記事中でも述べられていますが、他のカメラとの差別化ということが大きいと考えられているようです。
ですが、まあこういうのは一般的によくありますよね。例えば車の最低グレードではあまり多くの機能がないわけですが、オプションを足していくとどんどん高機能になるかわりに値段があがっていきます。飲食店の食べ放題の焼き肉屋さんも、最低料金では輸入牛カルビまでですが、高いコースを選択すると国産和牛を選べたりもできるわけです。
ただEOS RPの場合は、他の解像度やフレームレートの撮影機能があるのに、24pだけが意図的に無くなっているということで、かなり残念に思われている側面がありそうです。ですが、このあたりはマーケティングの結果で、企業は最高の利益を得るために商品のラインナップを決定しているので仕方が無いところかもしれません。
ただし、記事にもあるように、キヤノンが発売しなければ他のメーカがその穴を埋める製品を発売してくるのは世の常というものですね。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
(記事元)https://www.canonrumors.com/canon-canon-canon-please-help-the-video-stars-out/
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