Google Photosがいよいよ有料化
以前にも当サイトでもお伝えしていますが、いよいよGoogle Photosの有料化が明日から始まります。
内容は上記の記事をご覧いただくとして、Google Photosにおいては、2021年5月31日まで、つまり今日まで「高画質」で保存された写真については、無制限で保存が可能です。しかし、明日から保存する画像については、保存される容量が制限されます。
Google Photosの制限は15GBなので、これから保存できる写真のサイズの合計は15GBまでになるということですね。
ちなみに、15GB(ギガバイト)は15000MB(メガバイト)になります。仮に画像のサイズがjpegで1枚1MBだとすると1万5000枚で一杯になってしまう計算です。一杯になってしまった場合には、容量のアップグレードが必要で、例えば200GBプランだと月380円、2TBプランだと月1300円になります。
自宅にNASを設置するか、多のクラウドへ移行するか、もしくは課金する?
2TBプランが月1300円というのは高いのか安いのかは微妙なところです。例えば自宅で2TBのミラーリングが可能なNASは約2万6000円ほどで売られています。NASというのはネットワークに接続することができるタイプの記憶装置で記録媒体にはハードディスクを利用しています。ハードディスクは壊れる可能があるので、2TBのHDDを2台内蔵し、それぞれ同じ内容を記録しておくミラーリングをすることでハードディスクの故障によるデータの損失に備えています。
Google PhotosもGoogle品質でデータが保たれていますので、通常はミラーリング以上のバックアップ品質があると思われるので純粋な価格は比較できないのですが、もし仮に2TBの記録が可能でミラーリングが利用できるNAS(約2万6000円)を購入した場合、およそ2年(月額1300円)でNASを購入したほうが安くなる計算になります。
まあ、ほとんどの人は不必要な画像を削除したり、画像の管理が面倒になりますが複数のGoogleアカウントを作成すれば無制限にクラウド上に保存ができることになりますので、あまり問題はないのかな?と思いますが、今後はマメに撮影した写真の整理が必要になるかもしれません。
そして、このような無料サービスというのは、他社と競っているときには無料で提供し、資本力が少ない企業が無料サービスの提供に耐えきれなくなり撤退していくと、残った企業は無料サービスの取りやめということをすることがよくあります。なので無料サービスにあまり期待しないことや、値上げされたときには何かしらま不満を表明することが必要なのかもしれません。
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