ニコンカナダは、2021年2月1日に、すべての製品の保証期間を短縮するのではないかと噂されている。現在、カナダでのカメラとフラッシュの保証は2年で、レンズは5年だ。2021年2月1日、すべての製品で保証期間が1年になるのではないかと噂されている。
ニコンカナダの保証に関するサイトは、未だ更新されていないが、それは2月1日に行われるだろう。もしニコン製品を購入しようと計画しているのならば、まだ既存の保証を受けられる期間が2週間ある。
(記事を一部引用して意訳しています)
ニコンが各国で保証体系を見直しへ
NikonRumorsがカナダにおけるニコン製品の保証に関する見直しについて報告しています。
記事によれば、これまでカナダのニコン製品の保証は、カメラ本体、フラッシュなどの装備品に関しては2年で、レンズは5年だったそうですが、今後はそれがすべて1年になる可能性があるとしています。
日本だと保証期間というのはだいたい、どのような製品でもメーカ保証は1年ですよね?そして製品によっては、販売店が独自に洗濯機は3年とか、冷蔵庫か5年とか延長保証をしてくれている感じです。ネット通販の場合には、別途、他の保証会社が保証してくれる延長保証に有料で加入することも可能になっているような感じです。
なので、海外ではカメラ本体2年とか、レンズは4年とかの保証があるというのは知らなかったので、少し驚きました。ただ、これがカナダ国内の一般小売店で販売している製品でそうなのか、日本で言うニコンダイレクトのようなニコン直売での保証期間なのかどうかは、軽く調べてみたけどわかりませんでした。なので、そのあたりは少し割り引いて考えたほうがいいかもしれません。
最近、ニコンは国際保証を取りやめ、各地域による保証体系に見直すことを表明しています。なので、この噂が事実であれば、同様にニコン製品の保証体系の見直しに一環と考えることが出来そうです。
どうして、このようなことをしているのでしょうか?たぶんニコン的にはカメラの利益的にかなり問題になりつつあるので、少しでもコストがかからないような体制に変えていきたいのでは?ということが想像されますよね。保証期間が少しでも長いと、それだけ何か問題が発生した場合、それが仮に製品に問題がなく取り扱いに問題があった場合でも、それを証明できないと対応するしかないのでコストがかかってしまいます。もちろん、保証期間を長くすると、それだけ壊れる確率は高くなりますので、それがコストになってしまいます。なので保証期間を短くすれば、それだけコストがかからなくて済むので、得られる利益は向上するということになりますよね。
たぶん、多くの人にはさほど問題はないと思いますが、それだけニコンのコスト意識が厳しくなっているのかなあと思う記事でした。
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コメント
コメント一覧 (2件)
企業としての無駄を削減より顧客権益を削りにきたのはいかがなものかと
ニコン、なりふり構わずって感じになってきたな。
経営がかなり厳しいんだろうな。