ミラーレスカメラ「Z 7II」、NIKKOR Z レンズ「NIKKOR Z 50mm f/1.2 S」、ワイヤレスリモートコントローラー「WR-11a」「WR-11b」発売日決定のご案内
平素はニコン製品をご愛用いただきまして、誠にありがとうございます。
2020年12月発売予定とご案内しておりましたミラーレスカメラ「Z 7II」、NIKKOR Z レンズ「NIKKOR Z 50mm f/1.2 S」、ワイヤレスリモートコントローラー「WR-11a」「WR-11b」の発売日が決定いたしましたのでご案内いたします。
発売予定日 2020年12月11日
・Z 7II
・NIKKOR Z 50mm f/1.2 S
・バヨネットフード HB-94【付属】
・ワイヤレスリモートコントローラー WR-R11a
・ワイヤレスリモートコントローラー WR-R11b
・ワイヤレスリモートコントローラー WR-R11a/T10 set
・ワイヤレスリモートコントローラー WR-R11b/T10 set以上
(記事を一部引用しています)
Nikon Z 7IIとZ 50mm f/1.2 Sの発売日が決定
ニコンがNikon Z 7IIとZ 50mm f/1.2 Sの発売日を正式発表しました。発売日は12月11日だそうです。あと1週間と少しで発売されることになりますね。Z 7II、50mm f/1.2 Sの購入を検討していた人には朗報です。
ところで、Nikon Z 7IIの価格はどの程度なのでしょうか?
というわけで調べてみると、価格.comの調査では以下のようになっています。
Nikon Z 7II ボディの最安値 35万8380円
それなりに高い価格ではありますよね。では、Nikon Z 7の初値はいくらだったのでしょうか?調べてみるとNikon Z 7IIの初値は39万3653円でした。ということは、Nikon Z 7IIはNikon Z 7より売り出し価格が3万5000円程度安く設定されていることがわかります。
これはNikon Z 7IIがNikon Z 7からのマイナーチェンジバージョンだと仮定すると、センサー、その他様々な部品を継続して利用していることになるので、部品の量産効果により原価が下がり、そのぶん安くなっているという可能性が考えられます。個人的には外装なども流用していると思っていたのですが、Nikon Z 6IIのレビューで、外装はわずかながらNikon Z 6とNikon Z 6IIは異なるというものがあり、筐体そのものは流用していないようで、そのあたりの部品の値下がりというのは限定的なのかもしれません。
そうすると、これまでキャッシュバックキャンペーンありきり販売の仕方を変更したということでしょうか?これまではキャッシュバックキャンペーンでかなりの値引きを実施していたので、キャッシュバックキャンペーンありきの売り方をしていて、わざとキャッシュバックキャンペーンぶんの価格を通常の小売り価格に上乗せしていたのでは?とも考えられるような状況でした。
もしこの考え方が正しいとすると、今後のキャッシュバックキャンペーンではキャッシュバック金額がかなり引き下げられる可能性があるので、購入時期の見極めも難しくなるかもしれませんね。
f/1.2のとても高価なレンズ
そして、Z 50mm f/1.2 Sの価格ですが、現在の最安値で25万0470円となっています。Noctの価格を知っているので、それより安いなと思ってしまうのが人間の不思議なところですが、それでも50mmの単焦点レンズとして考えれば、ものすごく高価なレンズで、カメラを趣味としている多くの一般的な人にはとても手が出せないような金額のレンズとなっています。
レンズに関しては、描写性能はいいかもしれないが、バカでかくて重く、価格が高いレンズなんて購入できる人は限られているという意見もありますし、廉価な製品を作っても他社と差別化にならないので、このまま高品質路線を突き進むべきという意見もあったりして、どの戦略が正しいかはかなり微妙なところだと思いますね。
少なくとも安いレンズと本体がないと、カメラをこれから趣味としようという人には購入してもらえなくなってしまいます。新規ユーザを獲得しないと既存ユーザは年ごとに年を取り、そして既存ユーザの人口はどんどん少なくなって行くわけですから、廉価なカメラやレンズも揃えないとじり貧になってしまう可能性も考えられるため、どのような戦略でレンズを開発、販売していくのかは結構重要なのかな?と思いますね。
(記事元)https://www.nikon-image.com/products/info/2020/1130.html
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コメント
コメント一覧 (4件)
にしても、こんなに大きく重くなってしまうなんて。
Z 50mm f/1.2 S って、 AI Nikkor 50mm f/1.2S の三倍の重さ、長さですよ……。
40年前に発売されたフイルムカメラ用マニュアルフォーカスレンズと比べる意味は果たしてあるのか?
時をほぼ同じくしてキャノンは小型軽量 低価格のRF50mmF1.8の発売を発表しました。
ニコンとキャノンで全く逆な展開になっている所が面白いですね。
Z7Ⅱの値段は量産効果による原価低減もありますが、
キャノンR5と比較されるので三十万円台の値段にしたとも考えられますね。
妥当な価格と思います。
R5が約50万円程度ですから、画像処理エンジンを刷新した次機種(Z8、Z9も?)では、その上の60万円近くいってしまう可能性もありますね。
今のデジタルカメラは、電子デバイスとソフトウェアで成り立っていますので、良い部品と精緻なソフト開発が性能向上に直結する代わりに、良い物を安く作るのは不可能になってしまいました。
先日のZレンズロードマップには望遠レンズのシルエットが写されていましたが、キヤノンの出したF11系レンズでは無く次の望遠レンズはかなり本格的なレンズと思われますので、それらを使いこなせる本格的なAFシステムを持ったボディも完成しつつある事が想像されます。
ソフトウエアなどは開発費が掛かったとしても、生産時にはそれ以上のコストは掛からないと思いますので、個人的には次に出る本格的なボディーで用いたシステムが降りて来るであろうと想像される、さらに次の中堅機種(Z6Ⅲ、Z7Ⅲ等)が狙い目では無いかと考えています。
もちろん、プロの方やハイアマの方はガンガンといって貰うのが良いのでしょうが。