「デジタルカメラグランプリ2021」でミラーレスカメラ「Z 5」が「審査委員特別賞」を、一眼レフカメラ「D780」が「総合金賞」を受賞
ニコン製品が、株式会社音元出版が主催する「デジタルカメラグランプリ2021」を受賞しました。「Z マウント」を採用したミラーレスカメラ「Z 5」は「審査委員特別賞」、デジタル一眼レフカメラ「D780」はアワード最高位となる総合金賞を受賞しました。なお、「D780」は前回の「デジタルカメラグランプリ2020 SUMMER」に続き、2期連続での総合金賞受賞になります。
「Z 5」の「審査委員特別賞」受賞理由(デジタルカメラグランプリ審査委員長 山田久美夫氏コメント)
「Z 5」は、ニコンのミラーレス「Z シリーズ」に新たに加わった、FXフォーマット採用の新スタンダードモデルです。優れた「ハイブリッドAFシステム」や、自然で高品位なEVFなど上位機譲りの基本性能を備えつつ、フルサイズミラーレスとしてはリーズナブルな価格設定を実現。また、キットレンズ「NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3」との組み合わせで約870gと、携行性も良好。シリーズ初となるSDカードダブルスロットも盛り込まれ、気軽ながらも本格的な撮影にも安心して使える、高品位でバランスのよさが光る魅力的なモデルです。
(記事を一部引用しています)
(記事元)https://www.nikon-image.com/news/info/2020/1030.html
D780が総合金賞を受賞
ニコンのNikon Z 5とD780がデジカメグランプリで受賞したそうです。
デジタルカメラグランプリは、毎年この時期に発表されるものですが、あまりに商業主義的なものではないか?とも一部で言われていて、その存在を疑問に感じている人が一定数いるのも事実です。そんな賞でもあるのですが、今回の受賞製品は以下のようになっています。
・総合金賞<ミラーレス> CANON EOS R5
・総合金賞<ミラーレス> PANASONIC LUMIX DC-S5
・総合金賞<デジタル一眼> NIKON D780
・総合金賞<コンパクト> SONY VLOGCAM ZV-1
・総合金賞<交換レンズ/ミラーレス> SIGMA 85mm F1.4 DG DN | Art
・総合金賞<交換レンズ/ミラーレス> TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD(Model A071)
・審査委員特別賞 NIKON Z 5
ニコンのD780は去年に引き続き受賞ということですが、Nikon D6、EOS-1D X Mark IIIが発売されているなかでD780が去年にの引き続き受賞というのは、少し驚きですね。
さらにミラーレスではソニーのα7S IIIがランクインしていてもおかしくない状況ですが、残念ながら受賞しませんでした。コンデジのZV-1はビデオブロガー向けのコンデジとして新機軸の製品ということで納得という感じです。ニコン製品はNikon Z 5がかろうじて審査委員特別賞ということで、金賞を得られないのは残念でしたね。
実は去年のデジタルカメラグランプリでは、Nikon Z 50が発売前にも関わらず総合金賞を受賞してしまい、ネット上ではかなり話題になりました。もちろん発売前の製品でも実際に審査員が利用して審査していると思いますし、ルール上問題ないとしても、一定の疑問を感じる人がいるのも事実です。
本来ならばNikon Z 6IIあたりを金賞にしたいという思惑もあったかもしれませんが、去年の例からそれはできずに、直近で発売されているZ 5が特別賞として入ったというようなことを想像してしまいますね。
あまりに商業主義的におもわれるような賞は結果的に権威をなくしてしまう可能性がありすので、選考過程やその結果などを全面的に公開してクリアにして欲しいと思いますね。
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コメント
コメント一覧 (2件)
Z5が受賞?しかも審査委員特別賞って…
ニコンめちゃくちゃ忖度してもらってますね。
前回は未発売の製品が総合金賞だったので違和感を覚えましたが
今回は発売済みなのでそんなに変でもないように思います。