Webcam Utility の概要
Webcam Utilityは、ニコンカメラをPCとUSBでつなげてWebカメラとして利用することが可能になるモジュールです。
Web会議ソフトウェアで外部カメラを選択すると「Webcam Utility」と表示されます。選択することでWebカメラとして活用することが可能です。対応OS
Microsoft Windows 10 Home
Microsoft Windows 10 Pro
Microsoft Windows 10 Enterprise
※ 各日本語版
※ 各プリインストールモデル
※ 64bit版に対応。(32bit版には対応しておりません)CPU
1GHz 以上の Intel Celeron / Pentium4 / Core シリーズRAM
4GB 以上実装対応デジタルカメラ
• Z 7、Z 6、Z 5、Z 50、D6、D850、D780、D500、D7500、D5600
※ 一部の地域・国では、未発表、未発売の場合があります。注意事項
• カメラを長時間使用すると、カメラが高温になりライブビューが使用できないことがあります。 温度が下がるまでお待ちください。
• ライブビュー使用時は、電池切れにはご注意ください。
• カメラと接続する前に、Nikon Transfer2、Camera Control Pro 2のアプリケーションは終了してから使用してください。
• 複数の Web 会議ソフトウェアから Webcam Utility を使用した場合、ライブビュー表示可能な Web 会議ソフトウェアは一つのみとなります。
• Nikon Transfer2、Camera Control Pro 2 のアプリケーションを使用するときは、会議ソフトウェアで「Webcam Utility」とのカメラ接続を解除してください。
• カメラとパソコンを接続している間は、カメラの設定変更ができない場合があります。設定を変更する場合は、カメラの電源をオフにして USB ケーブルを抜いてからカメラの設定を変更してください。(記事を一部引用しています)
(記事元)https://downloadcenter.nikonimglib.com/ja/download/sw/176.html
カメラをWebカメラとして利用するモジュールを公開
ニコンがニコンのカメラをWebカメラとして利用するためのモジュールを公開しました。キャッチアップ画像はNikon Z 50です。ダウンロードは記事元リンクからどうぞ。
記事によれば、このソフトをインストールすることで、ニコンのデジカメをWebカメラとして利用できるそうです。ただ、対応しているソフトやカメラが少ないですね。
まずOSはWindows 10の64bitモデルだけです。Windows 7の32bitからアップグレードした人は利用できない可能性があるので注意が必要ですね。Windows 10だけしか使えないのかという感じもしますが、一般ユーザにおいてWindows 7のサポートが終了してしまっているので、Windows 10の対応OSというのは仕方がないかもしれません。ですが、最近はMACなどを利用している人も多いと思いますので、今はベータ版ということでMACへの対応もされていないかもしれませんが、MACへの対応も望まれますね。
対応デジカメが少ないのが残念
そして対応デジカメも少なく、ごく最近に発売されたモデルのみとなります。最近のカメラだとほぼ大丈夫ですが、D3x00シリーズはすべて対応しておらず、D5x00シリーズもD5500以前のカメラしか対応していないので、古い一眼レフを所有している人にとっては残念かもしれませんね。
このソフトはあくまでデジタルカメラを外部カメラと認識させるだけのモジュールのようで、録画に利用したり、Webカメラとして撮影した動画を外部に公開するには、他のソフトが必要になります。パソコンとの関係でいえば、プリンタや複合機との関係と考えればいいかもしれません。プリンタを接続して専用のドライバをインストールすると、各種のワードプロセッサや画像処理ソフトから印字できるデバイスとしてインストールした各種プリンタのドライバを選択できるように、テレビ会議ソフトや、動画キャプチャーソフトなどから、デバイスとしてニコンのカメラを選択できるようになる、デバイスドライバになるのだと思います。
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