「Z 50」の選考理由
「Z 50」は、「Z シリーズ」初となる待望のAPS-Cミラーレス。スペック的に図抜けた部分はないものの、実際に触れるとEVFの見え味やシャッターフィーリングなど、感性的な部分の心地よさは格別。また、画質や性能はもちろん、サイズ感や価格設定に至るまで、バランスのよさが際立ち、キットレンズの出来栄えも秀逸。システムとしての完成度の高さはクラストップレベルを誇ります。その総合性能の高さが評価され、前期となる「デジタルカメラグランプリ2020」に続いて、2期連続での総合金賞受賞となりました。「D780」の選考理由
「D780」は、ロングセラーモデル「D750」の後継機と位置付けられた、FXフォーマット採用デジタル一眼の新スタンダードモデル。先代機からおよそ5年ぶりのフルモデルチェンジとなり、中身は大幅に進化。中でも注目なのがAFシステムで、ファインダー撮影時のAFシステムには、フラグシップ機「D5」のAFアルゴリズムを最適化して搭載。さらにライブビュー撮影時は「Z シリーズ」に採用されている「ハイブリッドAFシステム」を搭載するなど、上位機の技術が惜しみなく盛り込まれた、高い完成度を誇る逸品です。(記事を一部引用しています)
ニコン製品がダブル受賞
デジタルカメラグランプリの受賞製品が発表されています。
記事によれば、ミラーレス部門でNikon Z 50が、デジタル一眼部門でNikon D780が総合金賞を受賞したとのことです。
ミラーレス部門の総合金賞は富士フイルムのX-T4とNikon Z 50が受賞していて、このうちNikon Z 50は半年前のデジタルカメラグランプリでも総合金賞を受賞しており、2期連続の総合金賞受賞ということのようです。
さらにデジタル一眼部門ではNikon D780が総合金賞を単独受賞しています。これにより、ミラーレスとデジタル一眼の両部門でニコン製品が総合金賞を獲得し、これはデジタルカメラグランプリ市場で初の快挙ということのようですね。
革新的な進化をしたNikon D780
Nikon D780については、ほとんど中身がNikon Z 6と同じと言われていてライブビュー時には像面位相差センサーが利用できるため、動画撮影やライブビュー撮影時の能力が飛躍的に向上しています。さらにファインダー撮影時には位相差センサーを利用してNikon D5のAFアルゴリズムを改良したものを搭載してトラッキング性能がかなり向上しているようですね。一眼レフとミラーレスのハイブリッドのようなカメラになっていて、ニコンの一眼レフとしてはかなりの機能向上していると考えられますよね。一方、キヤノンは早くからデュアルピクセルオートフォーカスを搭載してライブビューでの像面位相差センサーを搭載していますから、やっと追いついたとも言えるかもしれません。
Nikon Z 50については受賞理由によれば、とりたてて優れた性能ではないけれど、EVFの見やすさやカメラの操作性、キットレンズの優秀さなどシステム全体として優れているカメラとしていますね。ニコンもニコンのカメラについて、仕様だけで判断するのではなく実際に使ってもらえばいいカメラだとわかるというようなことを述べています。仕様的には突出したものはないのですが、使用してみると良さがわかるカメラということのようですね。
実際にニコンの一眼レフを利用していた人は、違和感なくNikon Z 50を利用できるとしていますし、そのあたりはよく考えられたカメラなのかもしれません。それからキットレンズの優秀さもよく指摘されているところですよね。キットレンズが優秀なので、とりあえずはキットレンズの2本でも十分という評価が多いようです。
自分がもしAPS-Cミラーレスを購入するとしたらNikon Z 50か、ソニーのα6400を検討しますが、ソニーのキットレンズがパワーズームでしかも2013年発売の古い製品で、性能的には良い評価があまりないので、レンズを考慮するとNikon Z 50のほうを購入したいな?と考えています。やはりキットレンズが優秀だというのは、かなり大事なのかなと思いますね。
ニコンに関して言えば、年内に廉価ミラーレスのNikon Z 30が発売されるという噂もあり、APS-Cミラーレスも充実していきそうで楽しみですね。
(記事元)http://www2.phileweb.com/pdf/dgp2020summer/dgpmagazine.pdf
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コメント
コメント一覧 (1件)
Nikonユーザーとして、本当にうれしいニュースです。
D500使いですが、D780も欲しくなります。