新型コロナウィルスへの対応について
2020年3月27日
新型コロナウィルスにより亡くなられた方、またそのご家族の皆様にお悔やみを申し上げます。また影響を受けた方、困難な状況にある方々が、できるだけ早く回復されるよう心よりお祈り申し上げます。
新型コロナウィルスの対応について、我々は顧客と従業員の健康と安全を最優先とし、状況の監視を続けています。ニコンと世界各国のニコンの関連会社は、それぞれの国や地域の政府の指導のもと措置を講じています。
ニコングループが開催する展示会、イベント、セミナーは当面のあいだ中止させていただきます。
さらに、製造と物流の不確実性が続いています。将来の製品供給の影響、サービス、事業の業績についての精査を継続しており、将来、何かしらの変化が生じた場合にはお知らせいたします。
この対応は、将来の状況の変化に応じて見直して参ります。あらかじめご理解いただけると助かります。
(記事を意訳しています)
(記事元)https://www.nikon.com/news/2020/0327_01.htm
ニコン製造と物流の不確実性を認める
ニコンのグローバルサイトで新型コロナに関する影響について報告されています。原文は英語で日本サイトでの発表はまだないようです。
ニコンによれば各国のニコンの関連会社は、その地域や国の政府に指導のもと対応をしていくとしています。さらに今後は各種の展示会、セミナー、イベントなどの開催も自粛するようですね。
そしてたぶん初めてだと思うのですが、製品の物流と製造に不確実性が生じていることを認めています。平たく結うと、これは在庫の供給が不安定な状況になっているということのようですね。部品の供給が安定しないだけでも製造が不安定になるのは当然なわけですが、海外を含め工場そのものも停止していたりしている可能性があるので、それも製品供給への不安定さになっているのかもしれません。
長引きそうな影響
カメラが売れる時期ってあまり意識したことがないのですが、実は様々なイベントがある3月、4月が売れる時期と言われています。
3月は卒業式、地域によっては桜が咲き始めたりすることもありますし、各社が決算の時期ですので値引きセールで売れるという時期です。4月になると入学式があり、新生活を始める時期なので売れるわけですね。4月末にはゴールデンウィークがありますので、それに向けてカメラを購入する人も多いです。5月には6月の運動会が控えているので、子供を撮影しようという目的で購入する人が多いようです。
そのように、まさに今がカメラが最も売れる時期の一つなわけですが、残念ながらこのような状況です。外出することがなければカメラを購入しようと思わないでしょうしなかなか厳しい状況になると考えられそうですね。
そして、この影響は数ヶ月に及ぶ可能性があり、5月までに収束していればまだいい方なのかな?と考えています。
今はこのような時期ですから、マクロレンズ、単焦点レンズなどを購入してテーブルフォトで楽しむのがいいのかもしれませんね。
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コメント
コメント一覧 (1件)
量販店の店頭から人気機種順に商品が消えていく様になれば一大事でしょうが、幸いなことにそのような状況にはなっていないようです。
ワクチンなどの供給が進めば良いのですが、開発には長い時間が必要かと思われます。いわんや、治療薬などはずいぶん先ではないでしょうか。ただ、HIV感染(AIDS)のように、世界中が研究に取り組んだ結果、感染からAIDSへの移行はほぼ投薬のみで押さえられるようになった例もあります。もっとも、これは一生涯薬を飲み続けるという前提が有ってのことです。
これから各メーカーの決済発表などもあるかと思われますが、過去に見た事も無いような数字が並んでいることが予想されます。