ニコンは従業員と顧客の健康と安全を最優先に考えています。
新型コロナウィルスの影響と、連邦政府と様々な州政府の命令により、我々の施設において製品の修理を一時的に見合わせており、現在、製品を受け付けておりません。
詳細はnikonusa.com/supportのニコンカスタマーサポートまでご連絡ください。
ご不便をおかけすることをお詫びし、皆さんのご理解に感謝いたします。(記事を一部引用して意訳しています)
米ニコンが修理品の受け付けを一時中止
米ニコンが製品の修理に関するお知らせをしています。
記事によれば、米ニコンは新型コロナウィルスのアウトブレイクで、連邦政府や州政府の勧告に従って、製品の修理や受付を一時的に中止するようです。
いま現在、アメリカでは国家非常事態宣言が出されていることや、カリフォルニア州などでは外出禁止令がでていることを考えてのことだと思いますね。製品をショップに持ち込んだり、それを修理する人が修理センターのようなところに集まることが感染につながる可能性があるということで、修理を一時的に止めるということだと思います。
カメラメーカにも影響が続々
カメラ業界は新型コロナウィルスの影響が強くでている印象です。まず2月開催のCP+が、5月に開催される予定だったアメリカの放送機器展示会のNAB Showとドイツで開催される予定のカメラ展示会フォトキナが中止になりました。この展示会に向けて様々な企業がカメラの新製品を発表しようと予定していたと思われますので、影響はかなり大きいものと考えられます。
そして製品そのものにも影響がでてきていて、ニコンはNikon D6の発売が延期され、ソニーはα7 IVの発表が延期になったと噂されています。キヤノンはEOS R5の製造が従来の1/4程度しか製造能力がない状況になっていると噂されています。
そして、恐らく東京オリンピックも延期になる可能性が高いと思いますので、カメラメーカとしては非常に重要なスポーツイベントもなくなる可能性があるということで、こちらも心配になりますね。
そしてユーザにとってもカメラの修理や調整などができなくなるというのは問題ですよね。現在、日本では修理の受付をしているようですが、長引くと部品が手に入らないという状況になる可能性があり、米国で起こっている他人事とは言えない状況です。
(記事元)https://www.nikonusa.com/en/service-and-support/service-and-repair.page
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