Laowa 200mm f/2 AF FFを正式発表
価格は1999ドル
LAOWAがLaowa 200mm f/2 AF FFを正式発表しました。すでに予約が開始おり、出荷開始は2025年11月を予定。価格はEマウント、Zマウントが1999ドル、EFマウントが1799ドルとなっています。RFレンズで使用するには、別途オプション販売されているEF-RFアダプターが必要で、その価格は80ドルとなっています。
Laowa 200mm f/2 AF FFの主な特徴
- 超大口径F2の明るさ:暗所でもISOを上げずに撮影可能。動体も高速シャッターで鮮明に
- カミソリ級のシャープネスとクリーミーなボケ:被写体を際立たせ、背景は美しく溶けるように
- 最短撮影距離150cm:クローズアップでも立体感のある描写が可能
- 高速・高精度なAF搭載:スポーツや野生動物など、動きのある被写体も逃さない
- 色収差を徹底的に抑制:高コントラストなシーンでも正確な色再現
- 軽量設計:同クラスのレンズよりも取り回しが良く、長時間の撮影にも最適
- リアフィルターホルダー(E/Zマウント対応):NDなどのフィルターをスマートに装着可能
- Arca-Swiss互換のレンズサポート:三脚使用時の安定性も抜群
- フォーカスモードスイッチ & FNボタン搭載:撮影スタイルに合わせて柔軟に操作可能
Laowa 200mm f/2 AF FFは、F2という非常に明るい絞り値を備えており、暗所でもISO感度を上げることなく、精細でノイズの少ない画像が得られるとされています。シャッタースピードを速く設定できるため、動きの速い被写体も鮮明に捉えることが可能ということです。
描写性能については、シャープな解像力とクリーミーなボケ味を両立しており、背景を美しくぼかしながら被写体を際立たせることができるとのこと。ポートレートやストーリーテリングに最適としています。また、最短撮影距離は150cmと短く、クローズアップ撮影でも被写体に寄れるため、より強い分離感と印象的なボケが得られるとのこと。
オートフォーカスは高速かつ高精度で、スポーツや野生動物などの動体にも素早く対応できるとされており、さらに、色収差を抑える設計により、コントラストの高いシーンでも正確な色再現とシャープなエッジが得られるとしています。
気になるのは価格ですが、Eマウント、Zマウントでは1999ドルということで約30万2000円という価格になっています。シグマの200mm F2 DG OSは日本国内で約49万5000円という価格なので、価格だけでみるとLaowa 200mm f/2 AF FFはかなり低価格であることがわかります。
公式サイトでは画質もよくオートフォーカスも高速であるとしていますが、このあたりはレビュー待ちといったところでしょうか?




コメント
コメント一覧 (2件)
キヤノン用はEFマウントしか用意されていませんがRFマウントの
解析が難しいのでしょう。
マウントアダプターは純正が1,3000円弱で買えるのでそれで
対応できそうです。
写りは良さそうですね。
これから出るであろうサンプルを見て気に入れば買えばよろしいかと
思います。
でも200mmは使い所が難しいですね。
MTFを見る限りかなり優秀なレンズに見えますね。前玉がこれほど大きくとも性能を確保できるとなると、レンズ製造自体をどこで行っているかはさておき確かな技術力があるということになります。総合面ではシグマの競合製品より劣るかもしれませんが、そこは値段の差と考えていいのかもしれません。
レンズ内手振れ補正は無いですが最近のIBISは優秀なので特に問題は無いでしょう。実際1/25sでも安定した結果が得られたという海外レビューがありますし、自分の体験から考えても特に大きな差はないと思われます。EFマウント版で各マウントに使い回せると面白そうですが・・・。