北朝鮮の偵察衛星にニコンのカメラが利用か
北朝鮮の偵察衛星にニコンのカメラが利用されている可能性があるようです。どうしてわかったのでしょうか?
韓国の申国防相は、北朝鮮が5月に打ち上げた軍事偵察衛星に日本のメーカーである「ニコン」のカメラが搭載されていたと明らかにしました。
(中略)
韓国 申源湜国防相
「北朝鮮が初めて打った時、引き上げたじゃないですか?そこにはニコンのカメラが入っていた」
一方、北朝鮮が5月に打ち上げに失敗した偵察衛星を海から回収し調べたところ、日本メーカー「ニコン」のカメラが搭載されていたことがわかったと明かにしました。
(後略)
北朝鮮の偵察衛星にニコンのカメラが使われているとTBSが伝えています。アイキャッチ画像はニコンのカメラのイメージ画像です。
記事によれば、以前に北朝鮮が打ち上げに失敗して墜落した偵察衛星を引き上げて調査したところ、内部にはニコンのカメラが入っていたそうです。本来であれば専用のレンズやイメージセンサーのようなものを採用するのでしょうが、手っ取り早く衛星を作るにはカメラを流用したほうが簡単なのだろうと思いますね。
どのような仕組みなのかといったところについては、この記事で触れられていないので細かいことは不明です。リモートでシャッターを切ることができ、撮影した画像を何らかの方法で無線で地上に飛ばすといったことができるのかどうか、ただ単にメモリカードに定期的に連写した画像を保存するだけなのか、このあたりはよくわかりません。
また以前にもお伝えしましたが、宇宙では宇宙線の影響でイメージセンサーにダメージが生じてしまうようです。
![](https://mirrorless-camera.info/wp-content/uploads/2023/12/20231213_003.jpg)
ISSでは半年に1度、新しいカメラに入れ替えているようですが、北朝鮮の偵察衛星に何らかの宇宙線を妨げる設備がなければ、少なくとも数年でカメラは役割を果たすことができなくなる可能性があるかもしれません。
以前、北朝鮮はキヤノン製のカメラをドローンに搭載し、無人偵察機として利用していたようですが、日本のカメラはこのような使われ方もされているのですね。
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(記事元)https://news.yahoo.co.jp/articles/fa8c7447c6eb7d694dc5ddc06258eaf590ede991
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https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2310/21/news051.html
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