
標高20kmに打ち上げられたNikon Z 7II
Nikon Z 7IIが撮影のため成層圏まで飛んで行ったようです。どのような状況での撮影だったのでしょうか?
プロフェッショナル写真家のブレア・バンディング氏が、これまでにない偉業を達成した。それは軍用偵察機のU-2ドラゴンレディーを使用し、宇宙との境界で初めての写真撮影を行ったことです。彼は成層圏近くでの2時間の飛行中に、これまで誰も撮影したことのない写真を撮影した。
U-2ドラゴンレディーは1955年にロッキード・スカンクワークスが開発した高高度偵察機で、米空軍で約70年間運用されている。冷戦時代には高高度偵察機として活躍し、現在では20km以上の高度から情報を収集しています。これは商用航空機の飛行高度の約2倍だ。
U-2偵察機から地上を撮影したというニュースをPetaPixelが報じています。
記事によれば、現在、人間が比較的に簡単に超高空に行ける方法、つまり高高度偵察機に乗って地上の様子を撮影しようという計画があり、それが実際に行われ、撮影に成功したそうです。実際に撮影された写真は非常に興味深いので、記事元リンクからご覧ください。
比較的簡単な方法とはいえ、かなりの訓練が必要だったようで、搭乗する際には宇宙飛行士のような格好をしています。飛行機の中とはいえ、かなり過酷な状況になるようですね。
その高さはおよそ地上20kmでいわゆる成層圏と言われる場所です。通常の航空機は、平均的に10kmぐらいの高度を飛行しているので、およそ2倍の高さになるとしています。
そして、その撮影に利用されたのは画像にあるNikon Z 7IIで、かつて発売されていたマニュアルフォーカスのFマウントオールドレンズをFTZマウントアダプタを介して撮影に利用されたとのこと。動画をみるとむかしお父さんが購入したレンズを使うためにZ 7IIが利用されているようです。
このような高さから撮影したら怖そうですが、結構楽しそうでもありますよね。いつか一般人が宇宙に自由に行けるようになって、もっと高いところから撮影できるようになる日はやってくるのでしょうか。
そしてZ 6III、Z 7IIIが何時発売される可能性があるのか「Nikon Z 6III、Z 7IIIはいつ発表されるのか Z 8/Z fの需要が落ち着いてから?」にて詳しくお伝え。
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コメント
コメント一覧 (1件)
三菱重工さんからの依頼もあって30年以上 H-2、H3ロケットの地上試験用計測器を
設計してきた身にとって一度は宇宙に行ってみたいなとは思っていました。
実際の所、軽いペイロードであっても多くのエネルギーを消費するので一般人が
宇宙旅行を楽しむのは難しそうです。
現状ではごく一部の特権階級だけでしょうね。
でも将来は低コストで高効率なエエネルギー源を開発し少し無理をすれば行けるように
なればいいですね。