ニコン plenaレンズを正式発表
ニコンがNIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plenaを正式発表しました。製品ページはこちらになります。
発売予定日は2023年10月13日。予約開始は9月29日の午前10時から開始されるとのことです。店頭予想価格は税込みで40万円前後になるとのこと。
Zマウントの大口径と短いフランジバックで口径食を最大限まで減らし、画面のボケの形状を追求しているということで、plenaという名称が与えられているそうです。
主な仕様やレンズ構成図、特徴は以下から。またあわせて紹介動画もニコンイメージングの公式youtubeで配信されています。本記事下部の動画がそれです。
特徴
洗練された描写で、幻想的な映像表現を可能にする中望遠単焦点レンズ
NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noctに続く、固有名称を冠した2本目のレンズとなるNIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena。その名は、空間が満たされているという意味を持つラテン語、「Plenum」に由来しており、満潮時の海の輝きや人の心が満たされている様子を連想させます。固有名称を冠するにふさわしいこだわりを注ぎ込み、比類のない描写力を達成。レンズ構成の最適化を図ることで開放F値1.8から円形度の高いボケ形状を実現しており、Z マウントのポテンシャルを存分に活かしたS-Lineレンズ屈指の解像度で被写体を立体的に描写します。画面全体が光に満ち溢れ、「主題の輝き」と「きれいなボケ」が調和した幻想的な表現が可能に。これまでにない映像体験を通して、創造性を最大限引き出します。
主な仕様
型式 | ニコン Z マウント |
---|---|
焦点距離 | 135mm |
最大口径比 | 1:1.8 |
レンズ構成 | 14群16枚(EDレンズ4枚、非球面レンズ1枚、SRレンズ1枚、メソアモルファスコートあり、アルネオコートあり) |
画角 | 18°10′(撮像範囲 フルサイズ/FXフォーマット) 12°(撮像範囲 APS-Cサイズ/DXフォーマット) |
ピント合わせ | IF(インターナルフォーカス)方式 |
最短撮影距離 | 0.82m |
最大撮影倍率 | 0.2倍 |
絞り羽根枚数 | 11枚(円形絞り) |
絞り方式 | 電磁絞りによる自動絞り |
最大絞り | f/1.8 |
最小絞り | f/16 |
アタッチメントサイズ(フィルターサイズ) | 82mm(P=0.75mm) |
寸法 | 約98mm(最大径)×139.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで) |
質量 | 約995g |
付属品 | • レンズキャップ82mm LC-82B(スプリング式) • 裏ぶた LF-N1 • レンズフード HB-108 • レンズケース CL-C2 |
MTF曲線
レンズ構成図
また紹介動画もあわせて公開されています。
そして、肝心のレンズの性能やデザインについて「Z 135mm f/1.8 S Plenaの機能を早速眺める なぜPlenaなのか」にて詳しくお伝え。
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