らくらくホン製造開始が破綻
らくらくホンを製造していたFCNTが民事再生手続きを申請したことがあきらかになりました。そして端末の修理も停止されているようです。どういうことなのでしょうか?
それでは記事をみてみましょう。
「らくらくホン」民事再生 負債1200億円、端末修理停止
富士通の携帯電話事業を引き継いだFCNT(神奈川県大和市)など3社は30日、東京地裁に民事再生法の適用を申請したと発表した。3社はNTTドコモのシニア世代向け「らくらくスマートフォン」などが人気を集めたが、半導体不足に伴う仕入れ価格の上昇により業績が悪化した。
記事によれば富士通の携帯電話部門だったFCNTが民事再生手続きを開始したことか明らかになりました。負債は1193億円だそうです。また同時に端末修理やアフターサービスも停止することになったようです。再開するかどうかは再建策を協議しているスポンサーの意向次第だとしています。
ここ最近の半導体不足や、仕入れ価格が上昇していて、満足に端末を作れない状況になっていたようですね。そのため製品を売ることができず、利益が出せず破綻ということになったようです。
FCNTはもともと富士フイルムの携帯電話事業を分社化したものだそうで、その後に別のグループの100%出資会社になり、富士通とは資本関係がまったくない企業になっていたようです。富士通が親会社だったらなんとかなったのかもしれませんが、非常に残念なことになってしまいましたね。
問題は、FCNTが製造していたarrowsやらくらくホンの今後の製造、販売や、アフターサービスがどうなるかといったことですよね?
複数の企業が事業を継承し、支援する意向があったようですが、その支援企業の意向を確かめないとサポートを再開することが難しいようです。また、支援企業の意向次第では事業を再開する可能性もあるということですが、逆に言うと現時点では事業再開の目処はたっていないということなのでしょうね。そうなると、アフターサポートはまだしも、新製品が発売されない可能性もでてくることになります。
いまらくらくホンを使用している人は次にどの携帯電話、スマートホンを購入すればいいのか心配になりますね。また自分が年を取ったときにらくらくホンにしようと考えていた人も、購入できなくなってしまうと大変です。
幸い、NTTはサポートを継続していくことを発表していますが、今後どうなるのか心配ですね。
(記事元)https://www.jiji.com/jc/article?k=2023053000615&g=eco
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コメント
コメント一覧 (1件)
ニュースを読んでいると、赤字続きではあったようですね。京セラも撤退しますし。スマートフォンも寂しくなってきますね。しかしらくらくホンは、大きさの割には液晶が小さいのはどうか?という感じはありますね。。。