ニコンZ DX 24mm f/1.7を正式発表
速報でもお伝えしましたが、ニコンがZ DX 24mm f/1.7を国外で正式発表しました。どのような仕様で、どのような価格になるのでしょうか?
それでは米国ニコンの製品ページをみてみましょう。
- マウント:ニコン Z マウント
- 焦点距離:24mm
- 最小絞り:f/1.7
- 最大絞り:f/11
- 最大撮影倍率:0.19倍
- 最短撮影距離:0.18m
- フォーマット:DX(APS-C)
- レンズ構成:8群9枚(非球面レンズ2枚)
- 絞り羽根:7枚(円形絞り)
- アクチュエータ:ステッピングモーター
- フィルター径:46mm
- サイズ:70×40mm
- 重量:135g
- 価格:約3万9000円(米国ニコン直販価格)
- アクセサリ:HN-42レンズフード 26.95ドル
以前にも海外発表が先のレンズがありましたが、今回も海外が先で国内は後になるようです。
米国ニコンの製品ページによれば、主な仕様は上記のようになるようです。レンズ構成図やMTF曲線はサイトに載っていないので引用することができませんでした。
レンズとしてf/1.7という開放f値は珍しいですね。換算で36mmになるわけですが、小型で軽量なレンズのようですので、お散歩レンズとして便利に利用することができそうです。
価格は海外のニコン直販では279.95ドルとなっていて、これは記事執筆時点の為替レートで換算すると約3万9000円となります。税金や輸送費の兼ね合いから日本ではもう少し価格が安くなる可能性もあると思います。
この価格がスタートで次第に値引きされていくでしょうから、非常に買いやすいレンズ、いわゆる撒き餌になる可能性はあるのかなと思いますね。
このままAPS-C用のレンズもある程度はそろえていってほしいですよね。せめて標準マクロ、換算50mm単焦点、ポートレート用のレンズぐらいまでは販売してほしいなと思います。
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コメント
コメント一覧 (6件)
VR無し…
明るいレンズでシャッタースピードを上げられることでVRが不要だと考えているのでしょうか。
それとも手ぶれ補正内蔵の新型APS-C機が出るということでしょうか。
なかなか面白いです。
国内発表はまだですが、唐突に出てきて笑ってしまいました。
いやはや、f値1.7とは驚きです。
他社含めてAPS-Cレンズでこの開放値はかなり珍しいのではないでしょうか?
少なくとも自分はマイクロフォーサーズ系でしか見たことがありません。
しかしZ DXレンズでは初のVRが無いタイプですね。
これは近々ボディ内手ぶれ補正機構アリの新DX機が出るという前触れと捉えても良いのでしょうか?(笑)
パンケイクではなくカップケイクレンズでしたか。
F1.7はパナソニックぽさを感じますね。
プラマウントですが買いやすい価格のレンズですね。
明るいレンズですが今後IBISが搭載されたAPS-Cボディが出ることを期待したいですね (28/2.8や40/2などをAPS-Cボディで使うことを考えてもIBISを搭載してほしい) 。
F1.7とは驚きました。価格的にもリーズナブルに見えます。ですが、確かに引き続いてのAPS-C用レンズの計画も示してほしいですね、妄想では60mm F2 ハーフマクロ辺りでどうでしょうか。個人的には1本で我慢したいと思います(16-80や高倍率ズームも望んではいますが)。そしてZ50Ⅱでしょうか。
面白いAPS-Cレンズが出ましたね。
このf値の意図が気になるところです。
以前のAPS-C関連の記事等で消極的な意見を書きましたが、今回のVR機構無しの仕様を見て「IBIS搭載のボディが出るな」程度には思い直しました。
価格的に撒き餌レンズの類なのでバランスを取るのが難しいでしょうが、APS-C専用の単焦点として出したからにはそれが十全に使えるAPS-Cボディが欲しいですね。
f/1.7 というのが最初が分からなかったのですが、
フルサイズのレンズ名との混同を避け、
f/1.8 のソニーや f/2.0 の富士フイルムより口径を大きくして差別化を図り、
f/1.4 などの大口径でレンズがフルサイズ並みに大きく高額になってしまったりシグマのレンズと競合したりするのを避ける、
という狙いがあるんだろうなと思いました。
人気が出そうなレンズです。
35mm, 55mm ぐらいの標準、中望遠の焦点距離も f/1.7 で準備しているのでしょうか?
動画向けにソニー同様の 11mm も?