神戸市 鹿対策で新カメラ設置 感知して5分で送信 従来2ヶ月ごと解析

鹿の侵入防止対策

鹿の侵入を検知するために1台7万円のカメラ50台が設置されたそうです。どのような目的で設置されたのでしょうか?

それでは記事をみてみましょう。なお、アイキャッチ画像は今回の記事とは無関係の鹿のイメージ画像です。

 市は2017年から、メスの定着が確認されていた北区の道場、藍那地区からの侵入を防ぐため山北側で約30キロにわたってカメラ109台で監視していた。9月、新たに1台7万円のカメラ50台を南側約10キロに設置した。温度を感知するセンサーで動くものを捉えて撮影。5分後に画像が調査会社に送信され、シカと判別されれば、市が駆除を検討する。これまでデータ解析は2カ月おきにしていたが、今回はリアルタイムでシカの動きを把握する狙いで、22年度の補正予算で1500万円を投じた。

(中略)

 久元市長は、住宅地での出没確認後の定例記者会見で「ついに来るべきものが来た。防衛ラインが突破されたかもしれない」と話した。従来のカメラは録画後に回収してデータを確認しており、「前近代的な手法で人間の対応がシカに負けている」と語気を強めた。

毎日新聞

記事によれば神戸市は鹿が住宅街へ侵入したり、特定地域に定住しないように鹿の監視に務めているようです。これまでは30kmにわたって109台のカメラを設置していたものを、新たに赤外線センサーで温度によって動作するカメラを設置しリアルタイムにデータを得られるようにしたそうです。

この記事を読んで驚いたのは、これまではかなり人海戦術的な方法を採用していたことです。従来は30kmにわたり109台のカメラを設置し、人間がその都度カメラのメモリカードを交換するような形で動画、または連続する静止画を取得していて、しかもこのデータの解析を2ヶ月に1度しか行っていなかったようです。

30kmの範囲にある100台以上のカメラのデータを回収するだけでも、ものすごく大変ですが、想像になりますが恐らく月に数回程度、バッテリーの交換も含めデータを収集し、すべての動画や静止画を確認して鹿がどこまで来ているのかを解析していたのだと思いますね。これではかなり大変ですが大雑把な情報しか得られなかっただろうと思います。

最新鋭の赤外線カメラを投入

そこで今回は赤外線で感知して撮影した動画または静止画を、恐らく内蔵された携帯電話会社のネットワークを利用できる通信カードを利用してデータ送信するという方法でリアルタイムで監視できるようになったそうです。

常に録画していたり、静止画で定期的に撮影するとそれだけバッテリの寿命やメモリカードの容量を消費してしまう可能性がありますが、赤外線で感知したときだけ動作するのであれば、バッテリーも長持ちしそうです。

問題はバッテリーの交換ですが、ひょっとしたらそれぞれ太陽光パネルなどを設置して充電できるようにしているのでしょうかね?それとも手作業で交換しているのでしょうか。いずれにせよ一番のネックはエネルギーをどう確保するかだと思います。

そして、今回設置したカメラは1台7万円ということですが、これだけの機能があって7万円のカメラだと比較的廉価ではないのかな?という印象です。監視カメラの性能もあがり価格も下落していたのだなと思いますね。

個人的にはカメラメーカにも防犯カメラ分野で頑張ってほしいなと思っていましたが、いまではかなり多くの企業が参入している市場でもありますので、カメラメーカの参入は特段の何かしらの技術がないと難しいのかなと思いました。

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