オリンパス 祖業の生物顕微鏡事業売却へ デジカメ事業売却に続いて

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オリンパスが生物顕微鏡事業を売却か

オリンパスが生物顕微鏡事業を売却するということが明らかになったそうです。

それでは、記事をみてみましょう。

[香港 23日 ロイター] – オリンパスが検討している生物顕微鏡などを手掛ける科学事業の売却が最終段階に入った。3人の関係筋がロイターに明らかにした。売却金額は3000億円(22億ドル)以上になる見込み。

(中略)

オリンパスは複数の海外の医療機器会社を買収する一方で、デジタルカメラ事業を売却。また、いわゆる「物言う株主」の米バリューアクト・キャピタルから社外取締役を招くなど、構造改革を進めてきた。

ロイター

記事によれば、オリンパスが祖業となる顕微鏡事業を海外のファンドに売却することが明らかになったようです。すでに最終段階になっていて、発表もまもなくだと思われますね。売却金額はなんと3000億円以上になるとしています。

オリンパスはデジカメ事業をすでにOMデジタルに手放していて、かなり急激に構造改革を進めていることがわかりますね。

オリンパスの売上のほとんどは消化器用の内視鏡だと言われています。これだけでは一極集中になってしまうので、外科用の内視鏡やリモートの治療器具など、他の分野に参入しようとしているため技術開発に投資するための資金を調達する必要があったということなのかもしれませんね。オリンパスは光学メーカというより医療メーカへの脱皮を模索しているのかもしれません。

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