Z 9、R7、α7 IVなどがEISAアワード受賞
今年もEISAアワードが発表されました。日本メーカのカメラの多くがEISAアワードを受賞しています。どのようなカメラがアワードを受賞したのでしょうか?
それでは、今年、EISAアワードの、ベストプロダクトに選出された製品をみてみたいと思います。
■ EISA AWARD Best Product
・CAMERA OF THE YEAR Nikon Z 9
EISA
・MICRO FOUR THIRDS CAMERA OM SYSTEM OM-1
・APS-C CAMERA EOS R7
・FULL-FRAME CAMERA α7 IV
・BEST BUY CAMERA X-T30 II
・PROFESSIONAL CAMERA EOS R3
・VLOGGING VAMERA ZV-E10
・PHOTO/VIDEO CAMERA LUMIX DC-GH6
EISAは、世界各国のカメラやAV機器、モバイル製品などの専門誌が加盟している団体で、1年に1度、ヨーロッパで発売された製品のなかから、それぞれのカテゴリが最も優れた製品に与えられる賞です。というわけで、一定の権威のある賞を、日本のカメラがそれぞれ受賞したということなので、それはそれで嬉しいのですが、ちょっとカテゴリがよくわからないという印象もありますね。
というのも、例えば、今年のカメラ・オブ・ザ・イヤー、恐らく最も優れた製品に与えられる賞だと思うのですが、それは今年、Nikon Z 9が受賞しています。しかし、Z 9は、例えばプロフェッショナルカメラの賞は受賞していません。本来なら、カメラ・オブ・ザ・イヤーと、プロフェッショナルカメラは両方ともZ 9の受賞でいいと思うのですが、実際にはそうではないようです。
たぶんカメラ・オブ・ザ・イヤーなど他の上位のアワードを受賞した製品に関しては、ダブル受賞しないように設定されていると思うのですが、そのあたりを理解していないと違和感を感じる人も多いのではないかと思いますね。
またBEST BUYの位置づけもいまいちよくわからず、なぜ富士フイルムのX-T30 IIが受賞しているかも不明ですが、こちらは機能と価格とのバランスでコスパが良い製品が受賞するというカテゴリになっているようです。
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コメント
コメント一覧 (2件)
各社満遍なくという所でしょう。
Z9もすべての面で凌駕していると言うわけでも無く各社得意不得意があるようで
こんなもんでしょうという感じです。
X-T30 IIはもうディスコンになっているので”今更選ばれてもな~”と思います。
まぁ、各国どこもそんなもんだろうなと。情報獲得手段が限られていた昔ならともかく、今時この手の賞で「賞取るなんて凄い!買ってみよう!」となるユーザーが多いとは思えませんし。Z9なんか特に。
からあげグランプリ、モンドセレクション、グッドデザイン賞あたりよりは、1部門あたりの受賞数が1つだけな分まだマシですかね……BEST BUYなんかは本来は名の通り「最も売れたカメラ」が受賞すべきでしょうけど、そんな統計取れませんしねぇ。