RAW現像ソフトのバージョンがアップデートされています。
Ver.1.5.1 から Ver.1.5.2 への変更内容
• 以下の現象を修正しました。
– 特定の条件下において、作業途中にアプリが強制終了してしまう場合がある。
– バッチ処理画面で、[サイズを指定]にチェックを入れると、[開始]ボタンが押せるようになるまでに時間がかかる。
– [ファイル変換]の画像サイズで長辺のサイズを指定しても短辺が変わらないことがある。
– [同時記録]を ON にした状態でRAW 画像を調整し JPEG 画像にファイル変換をすると、RAW 画像側の調整内容がリセットされ撮影時の状態に戻ってしまう。
– ファイル変換およびバッチ処理で、処理を中断した後に再度処理を実行しようとしても処理が進まなくなる。
– アプリが起動しなくなることがある。
– ファイル変換時に、ノイズが多い画像が作成される。
– 傾き補正が、正しく動作するよう修正しました。
– ファイル変換で画質を”99″に設定した時のファイルサイズが、画質を”100″に設定したときよりも大きくなる。
– Z 6 で撮影した画像を RAW 現像すると、画像の一部が正常に表示されないことがある。
上記はRAW現像ソフトであるCapture NX-Dの修正内容です。新機能追加でなく、これまでの既存のソフトのバグを修正したものになるようですので、今現在利用している人は早速インストールしておくといいですね。他にもView NX-iのバージョンもアップデートされていますので、こちらを利用している人もアップデートしておくといいですね。主な修正内容は同様にバグの修正です。
ところで、このCapture NX-DとView NX-iは似たような機能がありますし、どちらもRAWの現像ができるのですが、どのように使い分ければいいのでしょうか?
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まずView NX-iですが、こちらは画像の修正なども可能ですし、RAWからの現像も可能ですが、基本的には画像管理を主眼に作られているようです。なので、画像修正でできることはCapture NX-Dより項目が少なかったりできることが限られていますが、その分、メニューなどもわかりやすくなっています。また画像管理機能が優秀なので、パソコンに画像を保存してあとから閲覧する場合にはView NX-iのほうが便利ですね。
Capture NX-Dは本格的なRAW現像ソフトで、RAWから様々な修正をしたり、パラメータをいじって絵作りをする場合には、こちらのほうが優れているようです。なので本格的に様々な修正をしたい場合にはこちらを利用したほうがいいようですね。逆にView NX-iは明るさを変えたり、ちょっと修正したいような場合には便利ですので、それぞれ使い分けをするといいようです。
ところでRAWとは、カメラのセンサーが受光したデータをそのまま何も加工せず出力したもので、ファイル容量はめちゃくちゃ大きくなりますが、そのかわりjpeg画像などと比較して、より幅広く修正が可能ですので、後から様々な修正を加える場合にはRAWのほうが便利と言われています。jpegとRAWの同時出力できるカメラでは、メモリ容量さえ気にならなければRAWと両方保存しておくと後から便利かもしれませんね。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
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(記事元)https://www.nikon-image.com/support/whatsnew/2019/0319.html
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